地元なじみ。
「あっ茅ヶ崎。多分、ひなたも北高だよ」
「そうなんだ。でも私は早川くんとほぼ話したことないしなぁ」
そう。本人から聞いたわけではないけれど、きっと早川くんも北高志望。
というのも、男子バスケ部は女子とは逆で、北高が強くて南高はそこまでなのだ。
私と早川くんは高校もまた、別々……
「藤沢はひなたと一緒の高校、とは思わなかったんだ?」
「そりゃ一緒の方が嬉しいけどね。だからといって自分の進路は別問題だよ。バスケ部の件とか、明確な理由もあるしね」
「ふっ、藤沢ってちゃんとしてるよね」
平塚くんの言う、ちゃんとが何を指しているのかはよく分からないけれど。
恋愛とか早川くんのことだけでなく、進路はしっかり自分で考えたいとは思う。
ガチャ――
休憩室のドアが開き、早川くんが入ってきた。
「ひなた、おつかれ」
「あ、ああ……」
早川くんはうつむき気味で、心なしか元気がないように見える。
「ひなたも来たし、行こっか……」
「ごめん、俺行けない」
「急にどうし……」
いつものように笑いながら話しかけていた平塚くんも、早川くんの様子を見て真顔になっていった。
「そうなんだ。でも私は早川くんとほぼ話したことないしなぁ」
そう。本人から聞いたわけではないけれど、きっと早川くんも北高志望。
というのも、男子バスケ部は女子とは逆で、北高が強くて南高はそこまでなのだ。
私と早川くんは高校もまた、別々……
「藤沢はひなたと一緒の高校、とは思わなかったんだ?」
「そりゃ一緒の方が嬉しいけどね。だからといって自分の進路は別問題だよ。バスケ部の件とか、明確な理由もあるしね」
「ふっ、藤沢ってちゃんとしてるよね」
平塚くんの言う、ちゃんとが何を指しているのかはよく分からないけれど。
恋愛とか早川くんのことだけでなく、進路はしっかり自分で考えたいとは思う。
ガチャ――
休憩室のドアが開き、早川くんが入ってきた。
「ひなた、おつかれ」
「あ、ああ……」
早川くんはうつむき気味で、心なしか元気がないように見える。
「ひなたも来たし、行こっか……」
「ごめん、俺行けない」
「急にどうし……」
いつものように笑いながら話しかけていた平塚くんも、早川くんの様子を見て真顔になっていった。