地元なじみ。
「ひなた、何キョロキョロして」
「別に」
「……藤沢探してるんだろ」
「違うし」
受験も終わったし、この2人にも何か進展があって欲しい。
さっきから心ここにあらずのひなたは、藤沢を探している……なんて思うのは俺の願望の表れかもしれない。
でも実際、パーティーが始まってしばらく経つのに、藤沢の姿が見当たらない。
「茅ヶ崎、藤沢は?」
「あ……」
三島の言葉に嬉しそうにしていた茅ヶ崎だったが、その顔がどんどん曇っていく。
「……あかり、今日は家族旅行で来れないって」
「そっか、残念。まあまた春期講習で会った時に……」
「塾も……辞めたんだって」
「……は?」
おいおい……何だそれ。
チラリとみんなを見るに、辻堂も知っていた感じか。
ひなたは……固まって動揺している。
普通を装ってはいるけれど、長い付き合いからかわかる。
待て待て。
俺はまあ、高校でも藤沢には会える。
茅ヶ崎だって、友達だし会えるだろう。
けれど、ひなたは……?
何でだよ、藤沢……
やめられないんじゃなかったのか?
ひなたのことは、このまま完全に吹っ切る。
それが藤沢の答えなのか……?
受験も終わり視界良好だったのに、一転して目の前に影が落ちた。
約2週間後、俺たちは高校生になる。
「別に」
「……藤沢探してるんだろ」
「違うし」
受験も終わったし、この2人にも何か進展があって欲しい。
さっきから心ここにあらずのひなたは、藤沢を探している……なんて思うのは俺の願望の表れかもしれない。
でも実際、パーティーが始まってしばらく経つのに、藤沢の姿が見当たらない。
「茅ヶ崎、藤沢は?」
「あ……」
三島の言葉に嬉しそうにしていた茅ヶ崎だったが、その顔がどんどん曇っていく。
「……あかり、今日は家族旅行で来れないって」
「そっか、残念。まあまた春期講習で会った時に……」
「塾も……辞めたんだって」
「……は?」
おいおい……何だそれ。
チラリとみんなを見るに、辻堂も知っていた感じか。
ひなたは……固まって動揺している。
普通を装ってはいるけれど、長い付き合いからかわかる。
待て待て。
俺はまあ、高校でも藤沢には会える。
茅ヶ崎だって、友達だし会えるだろう。
けれど、ひなたは……?
何でだよ、藤沢……
やめられないんじゃなかったのか?
ひなたのことは、このまま完全に吹っ切る。
それが藤沢の答えなのか……?
受験も終わり視界良好だったのに、一転して目の前に影が落ちた。
約2週間後、俺たちは高校生になる。