地元なじみ。
いつもより低い早川くんの声が響く。
私たち以外は変わらず賑やかなのに、この声だけがスッと耳に入ってくる。
「マイナーなバンドだし、知ってるの嬉しかったから他の曲も勧めたんだよ。それを聞いてくれてるの、この人は。重いどころか、嬉しいけどね」
横顔しか見えないけれど、怒っているとかそういう感じでもなく、顔色変えずに淡々と話している。
その感じが本心だって物語っているようで、どんどん鼓動が速くなる。
「ご、ごめん、ひなたくん!そんなつもりじゃ……」
「俺に謝んなくていいし。てか、順番じゃない?投げたら?」
「あっ……うん」
美玲ちゃんとそのお友達はチラッと私を見て、再び背を向け座った。
少しの気まずさを残して、早川くんも私も、周りのみんなも元通り。
各自のレーンでボーリングが再開される。
「あかり、大丈夫?」
「藤沢ごめん、元は俺が話題振ったから……」
「そんな、謝らないで。おかげで嬉しい言葉もらえたし。ふふっ……むしろありがとう」
今、早川くんと背中越しで良かった。
自分でも分かるくらい頬が緩んで赤くなって、嬉しさが隠せていないと思うから。
そんな顔を正面から見ている平塚くんが嬉しそうに微笑んでいて、恥ずかしさがこみ上げてきた。
私たち以外は変わらず賑やかなのに、この声だけがスッと耳に入ってくる。
「マイナーなバンドだし、知ってるの嬉しかったから他の曲も勧めたんだよ。それを聞いてくれてるの、この人は。重いどころか、嬉しいけどね」
横顔しか見えないけれど、怒っているとかそういう感じでもなく、顔色変えずに淡々と話している。
その感じが本心だって物語っているようで、どんどん鼓動が速くなる。
「ご、ごめん、ひなたくん!そんなつもりじゃ……」
「俺に謝んなくていいし。てか、順番じゃない?投げたら?」
「あっ……うん」
美玲ちゃんとそのお友達はチラッと私を見て、再び背を向け座った。
少しの気まずさを残して、早川くんも私も、周りのみんなも元通り。
各自のレーンでボーリングが再開される。
「あかり、大丈夫?」
「藤沢ごめん、元は俺が話題振ったから……」
「そんな、謝らないで。おかげで嬉しい言葉もらえたし。ふふっ……むしろありがとう」
今、早川くんと背中越しで良かった。
自分でも分かるくらい頬が緩んで赤くなって、嬉しさが隠せていないと思うから。
そんな顔を正面から見ている平塚くんが嬉しそうに微笑んでいて、恥ずかしさがこみ上げてきた。