地元なじみ。
無言で、でもゆっくりと進んでいく。
中学の時の通学路を通っているわけだけれど、懐かしんでいる余裕はない。
どこに向かっているのか、早川くんの心の中は……
わからないことだらけで、色々な考えがぐるぐる頭を巡っている。
考えすぎて沸騰しそうになっていた時、着いたのはいつかの練習試合の後に2人で夕日を見た、小高い開けた場所だった。
「ここ……」
「うん。この前部活帰りの遅い時間に来たら、星も綺麗でさ」
空を見上げると、綺麗な星空が広がっていた。
考えてみれば私は夕日の時間ばかりで、こんな遅い時間にここを通ることはなかったから、初めて見る光景だった。
「綺麗だね」
「な」
この早川くんの相槌が好き。
綺麗な景色を見ながらも、忘れようとしても出来なかった、好きって想いが込み上げてくる。
「一緒に見たいって思ったから、来られて良かった」
「私と……?」
「うん。そもそも、この前ここに来たのも、藤沢のこと考えてたら、あの夕日の日を思い出したからで……」
「私……?」
早川くんが私の自転車を停め、こちらを向いた。
中学の時の通学路を通っているわけだけれど、懐かしんでいる余裕はない。
どこに向かっているのか、早川くんの心の中は……
わからないことだらけで、色々な考えがぐるぐる頭を巡っている。
考えすぎて沸騰しそうになっていた時、着いたのはいつかの練習試合の後に2人で夕日を見た、小高い開けた場所だった。
「ここ……」
「うん。この前部活帰りの遅い時間に来たら、星も綺麗でさ」
空を見上げると、綺麗な星空が広がっていた。
考えてみれば私は夕日の時間ばかりで、こんな遅い時間にここを通ることはなかったから、初めて見る光景だった。
「綺麗だね」
「な」
この早川くんの相槌が好き。
綺麗な景色を見ながらも、忘れようとしても出来なかった、好きって想いが込み上げてくる。
「一緒に見たいって思ったから、来られて良かった」
「私と……?」
「うん。そもそも、この前ここに来たのも、藤沢のこと考えてたら、あの夕日の日を思い出したからで……」
「私……?」
早川くんが私の自転車を停め、こちらを向いた。