地元なじみ。
アトラクションを楽しんで、ご飯を食べて、園内を歩き回って……気づけばもう日が暮れていた。
1日、楽しくてあっという間だった。
本当に楽しくて幸せなのだけれど、その分もっとくっつきたいなんて気持ちも湧き上がってきて。
思うままにくっつりたり出来ないことを寂しく思うなんて……贅沢な悩みだとは思う。
「最後のショーの時間を考えると、次が最後だな」
「そうだね」
「乗りたいのある?」
「んー……」
「特になければ、俺の希望言っていい?」
「もちろん!」
「あれ」
そう言って陽向が指さしたのは園内の中央に位置する観覧車。
2人とも絶叫系が好きだから、あまり意識していなかったけれど、確かに乗っていなかった。
ライトアップされた園内での観覧車。絶対綺麗だし乗りたいかも。
そして観覧車なら……ちょっとはくっつけるかもしれない。
「いいね、乗りたい」
「さんきゅ。ちょっとしたいこともあるからよかった」
……したいこと?
もしかして……陽向も同じ気持ちで居てくれたのかな。
人目を気にせず、もっとくっつきたいって。
嬉しいな……
楽しみ……
「……プレゼント交換?」
「そ。してなかったっしょ」
「あっ……う、うん」
観覧車に乗ってすぐに告げられた、陽向のしたいこと。
確かに……プレゼント交換……してなかった。
いや、間違ってないし嬉しいんだけれど……
……煩悩まみれだった自分がとてつもなく恥ずかしくなり、両手で顔を覆う。
「……ふっ、何だと思ったの?」
多分全てお見通しで、正面に座った陽向が悪い顔して聞いてくる。
その顔も好きなのだけれど、今は恥ずかしさで全くそんな余裕はなく。
「……嫌い」
ついつい、そんな思ってもいないことを言って、ぷいっと顔を背けてしまう。
さすがに言いすぎたと思い、すぐに慌てて顔を上げると、ものすごく青ざめている陽向の顔があった。
いつも冷静な陽向だから、初めて見る慌てた顔だった。
「朱莉ごめん!本当ごめん!」
「う、ううん……私こそ嫌な態度とってごめん」
あまりの剣幕に驚いてしまう。
「いや、俺が悪い。朱莉が思ってくれてることが筒抜けで可愛くて、嬉しくて。調子乗った」
「私こそ……思ってもないこと言っちゃってごめん」
「……そっち、移動していい?」
私が頷くと、陽向は私の隣へ移動してきた。
隙間もないくらいに、ピッタリくっついて隣に座る。
そしてその直後、私のことを抱きしめてくれた。
「……違うとしても、嫌いって言われるとかなり焦った」
「ご、ごめん」
「あ、いや俺が悪いんだけど。朱莉に嫌われたら……俺もうダメかも。今のでもヤバかったし」
「嫌うなんて絶対にないから」
私も陽向のことをぎゅっと強く抱きしめる。
感じる体温、聞こえてくる鼓動……全てが安心出来て、大好き。
愛しい。この人のことが本当に愛おしい。
そんな想いがあふれながら、何度もキスをした。
1日、楽しくてあっという間だった。
本当に楽しくて幸せなのだけれど、その分もっとくっつきたいなんて気持ちも湧き上がってきて。
思うままにくっつりたり出来ないことを寂しく思うなんて……贅沢な悩みだとは思う。
「最後のショーの時間を考えると、次が最後だな」
「そうだね」
「乗りたいのある?」
「んー……」
「特になければ、俺の希望言っていい?」
「もちろん!」
「あれ」
そう言って陽向が指さしたのは園内の中央に位置する観覧車。
2人とも絶叫系が好きだから、あまり意識していなかったけれど、確かに乗っていなかった。
ライトアップされた園内での観覧車。絶対綺麗だし乗りたいかも。
そして観覧車なら……ちょっとはくっつけるかもしれない。
「いいね、乗りたい」
「さんきゅ。ちょっとしたいこともあるからよかった」
……したいこと?
もしかして……陽向も同じ気持ちで居てくれたのかな。
人目を気にせず、もっとくっつきたいって。
嬉しいな……
楽しみ……
「……プレゼント交換?」
「そ。してなかったっしょ」
「あっ……う、うん」
観覧車に乗ってすぐに告げられた、陽向のしたいこと。
確かに……プレゼント交換……してなかった。
いや、間違ってないし嬉しいんだけれど……
……煩悩まみれだった自分がとてつもなく恥ずかしくなり、両手で顔を覆う。
「……ふっ、何だと思ったの?」
多分全てお見通しで、正面に座った陽向が悪い顔して聞いてくる。
その顔も好きなのだけれど、今は恥ずかしさで全くそんな余裕はなく。
「……嫌い」
ついつい、そんな思ってもいないことを言って、ぷいっと顔を背けてしまう。
さすがに言いすぎたと思い、すぐに慌てて顔を上げると、ものすごく青ざめている陽向の顔があった。
いつも冷静な陽向だから、初めて見る慌てた顔だった。
「朱莉ごめん!本当ごめん!」
「う、ううん……私こそ嫌な態度とってごめん」
あまりの剣幕に驚いてしまう。
「いや、俺が悪い。朱莉が思ってくれてることが筒抜けで可愛くて、嬉しくて。調子乗った」
「私こそ……思ってもないこと言っちゃってごめん」
「……そっち、移動していい?」
私が頷くと、陽向は私の隣へ移動してきた。
隙間もないくらいに、ピッタリくっついて隣に座る。
そしてその直後、私のことを抱きしめてくれた。
「……違うとしても、嫌いって言われるとかなり焦った」
「ご、ごめん」
「あ、いや俺が悪いんだけど。朱莉に嫌われたら……俺もうダメかも。今のでもヤバかったし」
「嫌うなんて絶対にないから」
私も陽向のことをぎゅっと強く抱きしめる。
感じる体温、聞こえてくる鼓動……全てが安心出来て、大好き。
愛しい。この人のことが本当に愛おしい。
そんな想いがあふれながら、何度もキスをした。