地元なじみ。


早川くんの存在も忘れてしまうほど、ジーっと箱を見つめてしばらく黙っていたら、早川くんの声が降ってくる。

「中学行っても塾続けるの?」
「えっ、うん。そのつもりだけど……」

むしろやめるという選択肢は全く頭になかったので、早川くんの突然の質問にキョトンとしてしまった。

「じゃあまた……よろしく」
「あっ、うん」

ってことは早川くんも続けるってことなのかな、よかった。
ん……?よかった?


その後、平塚くんと三島くんからもありがたいことにお返しなる物をいただき、いつも通り梓ちゃんと家へ向かった。

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