地元なじみ。
藤沢が淡い紫の浴衣、茅ケ崎がえんじ色の浴衣、辻堂は俺ら同様に普通の私服。
3人それぞれが「らしい」格好をしている。
「お、もうすぐイルカショーあるじゃん」
スマホで今日の館内スケジュールを見ていたひなたが声をあげた。
見たいけれど、せっかくの浴衣だから座ったり立ったり大変なんじゃ……濡れるかもだし……なんて言おうと思っていたところ、
「え、いいね!見たい!席まだ空いてるかな?」
藤沢が嬉しそうに賛同した。
ひなたが、自分が見ていたスマホを藤沢に見せる形となって、2人で顔を寄せてスマホをのぞき込んでいる。
あの距離感……他の女子相手では絶対に見ることがない近さ、そして空気感。
なんとなくだけど、あの告白現場を見てしまった練習試合の日から、2人の関係性が少し変わったように俺には映っている。
何て言えばいいのか……
言葉にするのは難しいけれど、2人の関係性が強くなったというか、目に見えない何かで結ばれているような。
実際今日のことだって、まさかひなたから女子と行くことへの誘いがあるなんて思ってもいなかった。
面白すぎるから即決で賛同したけれど。
とはいえ、ひなたは無自覚なんだろう。
あの鈍感くんをどうやって恋愛させるのか、藤沢に期待を込めて託しつつ……さて、イルカショーは2人きりにしてあげようか。
3人それぞれが「らしい」格好をしている。
「お、もうすぐイルカショーあるじゃん」
スマホで今日の館内スケジュールを見ていたひなたが声をあげた。
見たいけれど、せっかくの浴衣だから座ったり立ったり大変なんじゃ……濡れるかもだし……なんて言おうと思っていたところ、
「え、いいね!見たい!席まだ空いてるかな?」
藤沢が嬉しそうに賛同した。
ひなたが、自分が見ていたスマホを藤沢に見せる形となって、2人で顔を寄せてスマホをのぞき込んでいる。
あの距離感……他の女子相手では絶対に見ることがない近さ、そして空気感。
なんとなくだけど、あの告白現場を見てしまった練習試合の日から、2人の関係性が少し変わったように俺には映っている。
何て言えばいいのか……
言葉にするのは難しいけれど、2人の関係性が強くなったというか、目に見えない何かで結ばれているような。
実際今日のことだって、まさかひなたから女子と行くことへの誘いがあるなんて思ってもいなかった。
面白すぎるから即決で賛同したけれど。
とはいえ、ひなたは無自覚なんだろう。
あの鈍感くんをどうやって恋愛させるのか、藤沢に期待を込めて託しつつ……さて、イルカショーは2人きりにしてあげようか。