地元なじみ。
パスタも食べ終わり、スマホの時計は19時を回っていた。
もうすぐ帰らなきゃ……わかっているけれど、帰ろうの一言がなかなか切り出せない。
ずっと話しているわけでもなく、沈黙やスマホをいじってる時間もある。
それでもやっぱり、早川くんとの間の沈黙は気まずさはなくて、居心地が良い。
ガタンゴトン――
窓の外すぐの所に駅が見える。
さっきから次の電車が来たら切り出そうと思い、また出来ずに電車を見送る……を繰り返していた。
「バス停から家までどれくらい?」
「ん?歩いて5分くらい?」
「なら、あまり遅くない方がいいか」
心配……してくれてるのかな。
わかりやすい優しさではないけれど、一緒に過ごす時間が増えた分だけ、たくさんの優しさを垣間見る。
「次の電車が出発したら行くか」
「……私も!同じこと思ってた」
「ふっ、そんな驚くほどの一致じゃねーわ」
思っていたことが一緒で嬉しくて。
舞い上がる私をいたずらな顔で笑う早川くん。
次の電車が来たら……
きっとまたバス停まで来てくれるんだろうな。
またあの後ろ姿を見られるかな。
そんなことを考えていたら、1人でニヤニヤしているのを目ざとい目の前の彼にまた突っ込まれてしまった。
もうすぐ帰らなきゃ……わかっているけれど、帰ろうの一言がなかなか切り出せない。
ずっと話しているわけでもなく、沈黙やスマホをいじってる時間もある。
それでもやっぱり、早川くんとの間の沈黙は気まずさはなくて、居心地が良い。
ガタンゴトン――
窓の外すぐの所に駅が見える。
さっきから次の電車が来たら切り出そうと思い、また出来ずに電車を見送る……を繰り返していた。
「バス停から家までどれくらい?」
「ん?歩いて5分くらい?」
「なら、あまり遅くない方がいいか」
心配……してくれてるのかな。
わかりやすい優しさではないけれど、一緒に過ごす時間が増えた分だけ、たくさんの優しさを垣間見る。
「次の電車が出発したら行くか」
「……私も!同じこと思ってた」
「ふっ、そんな驚くほどの一致じゃねーわ」
思っていたことが一緒で嬉しくて。
舞い上がる私をいたずらな顔で笑う早川くん。
次の電車が来たら……
きっとまたバス停まで来てくれるんだろうな。
またあの後ろ姿を見られるかな。
そんなことを考えていたら、1人でニヤニヤしているのを目ざとい目の前の彼にまた突っ込まれてしまった。
