腹黒王子の愛は、激甘でした。
1話 平和な日常の終わり
「今日も東条先輩かっこ良すぎるっ!!」
私、咲良(さくら)優(ゆう)はいつも通り友達と一緒に推し活をしていた。
私の推しは学園の王子様と有名な東条(とうじょう)颯汰(そうた)先輩!
イケメンで成績優秀、運動神経も抜群、おまけに高等部2年生にして生徒会長。
そして何よりも好きな所は優しくて温かい性格!
誰にでも平等で、優しく、まさしく王子様だ。
「本当に東条先輩好きだよね〜」
親友の白百合(しらゆり)明日華(あすか)が楽しそうに笑いながら言う。
明日華は私が高等部に編入してきた時に1番最初に友達になってくれた人。
とにかく可愛くて、優しい最高の親友!
「だってあんなにかっこいいんだよ!?推さないなんてもったいなさすぎるよ!」
私は興奮気味に熱弁する。
「楽しそうで何よりだよ。」
明日華は相変わらず楽しそうで、思わず私も吹き出してしまった。
今日も平和だな〜なんてのんびり考えていたこの時はあんな事になるなんて1ミリも思っていなかった。
* * *
放課後、帰ろうとしていると先生に呼び止められた。
「この書類を生徒会室に持って行ってくれませんか?」
(もしかしたら東条先輩に会えるかも!)
「分かりました!」
淡い期待を膨らませながら駆け足で生徒会室へ向かった。
* * *
いよいよ生徒会室前に到着。
(東条先輩に会えるかなぁ…)
(緊張で心臓バックバクだよ〜!)
(変に思われないように身だしなみ整えておこうっと!)
そう思って制服のリボンを直していると…
「ねぇ書類はどこにあるの?僕この時間までに持ってくるように言ったよね?」
生徒会室の中から誰かの静かな低い声が聞こえた。
(この声ってまさか…)
(いや、東条先輩があんな事言うはずがない。)
(きっと東条先輩に似てる声の人だ!)
(ってそれより!早く書類渡さなきゃ!)
コンコン
私は勇気を振り絞って生徒会室のドアを開けた。
「失礼します!高等部1年7組の咲良優です!」
「書類を届けに来ました!」
中に東条先輩は見当たらなかった。
やっぱりさっきの声は東条先輩じゃなかったみたい。
「書類ここに置いておきますね!」
(やっぱり簡単には東条先輩に会えないかぁ…)
そう諦めて書類を置いて出て行こうとしたその時
「はあ…こんなに簡単な事も出来ないの?って…」
奥の部屋から嫌味ったらしく圧をかけながら出てきた人の姿に私は心臓が止まるんじゃないかってくらい驚愕した。
そこにいたのは…
なんと憧れの東条先輩だったから。
先輩も私がいた事に驚いたらしく、お互い時が止まったように動けなかった。
微妙な緊張感が生徒会室に流れていた。
私、咲良(さくら)優(ゆう)はいつも通り友達と一緒に推し活をしていた。
私の推しは学園の王子様と有名な東条(とうじょう)颯汰(そうた)先輩!
イケメンで成績優秀、運動神経も抜群、おまけに高等部2年生にして生徒会長。
そして何よりも好きな所は優しくて温かい性格!
誰にでも平等で、優しく、まさしく王子様だ。
「本当に東条先輩好きだよね〜」
親友の白百合(しらゆり)明日華(あすか)が楽しそうに笑いながら言う。
明日華は私が高等部に編入してきた時に1番最初に友達になってくれた人。
とにかく可愛くて、優しい最高の親友!
「だってあんなにかっこいいんだよ!?推さないなんてもったいなさすぎるよ!」
私は興奮気味に熱弁する。
「楽しそうで何よりだよ。」
明日華は相変わらず楽しそうで、思わず私も吹き出してしまった。
今日も平和だな〜なんてのんびり考えていたこの時はあんな事になるなんて1ミリも思っていなかった。
* * *
放課後、帰ろうとしていると先生に呼び止められた。
「この書類を生徒会室に持って行ってくれませんか?」
(もしかしたら東条先輩に会えるかも!)
「分かりました!」
淡い期待を膨らませながら駆け足で生徒会室へ向かった。
* * *
いよいよ生徒会室前に到着。
(東条先輩に会えるかなぁ…)
(緊張で心臓バックバクだよ〜!)
(変に思われないように身だしなみ整えておこうっと!)
そう思って制服のリボンを直していると…
「ねぇ書類はどこにあるの?僕この時間までに持ってくるように言ったよね?」
生徒会室の中から誰かの静かな低い声が聞こえた。
(この声ってまさか…)
(いや、東条先輩があんな事言うはずがない。)
(きっと東条先輩に似てる声の人だ!)
(ってそれより!早く書類渡さなきゃ!)
コンコン
私は勇気を振り絞って生徒会室のドアを開けた。
「失礼します!高等部1年7組の咲良優です!」
「書類を届けに来ました!」
中に東条先輩は見当たらなかった。
やっぱりさっきの声は東条先輩じゃなかったみたい。
「書類ここに置いておきますね!」
(やっぱり簡単には東条先輩に会えないかぁ…)
そう諦めて書類を置いて出て行こうとしたその時
「はあ…こんなに簡単な事も出来ないの?って…」
奥の部屋から嫌味ったらしく圧をかけながら出てきた人の姿に私は心臓が止まるんじゃないかってくらい驚愕した。
そこにいたのは…
なんと憧れの東条先輩だったから。
先輩も私がいた事に驚いたらしく、お互い時が止まったように動けなかった。
微妙な緊張感が生徒会室に流れていた。