療養先から戻ったら、婚約者が異母妹とキスをしていた
 動きやすいよう軽やかなドレスを身につけ、髪は後ろでひとつにまとめた。腕には昨日ヨアンから贈られたブレスレットを嵌める。
 何度か自分の姿を確認してからローレッタは、研究室へ向かった。昨日のような高鳴りはなく、気持ちは落ち着いている。
 それでも、予定の時間よりも早く到着していた。

「ちょっと早いけど……いいよね?」

 軽く深呼吸をひとつして、ローレッタは扉を押した。

「ごきげんよう。今日からお世話になります」

 扉を開けると、ヨアンが立ち上がり、いつも通りの落ち着いた様子で出迎えた。

「ようこそ。ローレッタ嬢の席は、こちらだ」

 そう言って案内されたのは、一番奥の机。そこは見覚えのある、ヘンリーの定位置だった。

「ここ、ヘンリーの席では?」
「彼は移動した。新しい机が届くまでの暫定措置だ」

 ヨアンは肩を軽く竦める。ローレッタが部屋の中を見回すと、本棚と窓の間、少し手狭な作業机に座るヘンリーの姿が見えた。明らかに不満そうな顔で、こちらを見ている。

(もしかして、昨日なにかあったのかしら)

 ローレッタが気にしていると、ヘンリーが自虐的な笑みを浮かべて言った。

「気にしないでください。理不尽な扱いには慣れてますから」

(触れてはいけないわね)

 ローレッタは苦笑しながらも、その話題を深く掘らないと決めた。ヨアンもまるで気にしていない様子で話を進める。

「必要な道具は揃えてあるが、足りないものがあればヘンリーに聞いてくれ」
「ええ、わかったわ」

 ローレッタの前に置かれた机は、すでに道具がきちんと整えられ、すぐにでも作業に入れそうな状態だった。
 小さなインク壺、羽根ペン、魔法陣を描くための台帳とスクロール――整然と並べられた備品に、準備した人の几帳面さが表れている。
 ローレッタは席につき、周囲の空気を静かに吸い込んだ。魔導書や研究資料に囲まれた空間は、まるで魔法に満ちた異世界のようで、どこか背筋が伸びる思いがした。
 ヨアンはローレッタにソファに座るよう、促した。

「さて、これからの治療について説明する」

 そうヨアンが話し始め、ローレッタは自然と姿勢を正した。

「君の症状は魔力を貯めておく機能が低下していることと、魔力生成が極端に弱いことだ。治療法としては、魔力増強の薬を飲んで魔力を少し増やし、魔法を使って定着させる。これを繰り返して、少しずつ魔力を増やしていく」
「わかりました」

 神妙に頷くローレッタ。魔力症の身で魔法を扱うことは危険が伴う。無理をすれば命にも関わるため、慎重を要する。

「ひとりで魔法を使おうとしないこと。必ず俺がいる時に限ってくれ」
「ええ、守るわ」
「それから、仕事の内容についてだが」

 ヨアンは机に広げた魔法書のページをローレッタに見せた。
 そこには、美しく、そしてどこか神秘的な魔法陣が描かれていた。ページの一部は仄かに光を帯び、まるで生きているかのように感じられる。

「私が知っている魔法陣とは、随分違うわ」

 その緻密な図形を見て、ローレッタは息を呑んだ。
 ただの装飾ではない、そこには複雑で高度な呪文が刻まれている。自分には到底理解できそうにない――そんな不安が胸をよぎる。

「これは古い上級魔法陣だ。今ではほとんど使われていない。ここを見てくれ」

 ヨアンは指先で、掠れかけた文字の部分をなぞる。

「魔力が抜けてしまうと、文字はこうして薄れていく。君の仕事は、この魔法陣に適合する呪文を探し出すことだ」

(そんな、大変なこと)

 魔力を込めて描かれた魔法陣は、時とともに力を失い、姿さえ変えてしまう。
 ローレッタは、ヨアンの研究の一端に触れた瞬間、想像以上の困難さを肌で感じた。

(適合する呪文って……膨大な知識が必要なんじゃないかしら?)

 不安はあった。でも、自分の力でやり遂げてみたいという想いも強かった。
 ヨアンはそんなローレッタの様子を見て、気遣った。

「できそうか?」
「まずはやってみるわ」
「そうか。では、手順を説明しよう」

 そう言って、ヨアンは具体的な作業手順を丁寧に説明してくれた。
 それは――魔法書を読み込み、呪文を抽出し、魔法陣との整合性を確認して記録するという、膨大な分析と検証の作業だった。

(うわ、本当に大変な仕事ね)

 基礎知識の乏しいローレッタには、まるで果てしない山のように思えた。

「時間がかかるのもわかるわ。でも、できると思う」

 気合を入れて言うと、ヨアンはくすりと笑い、首を横に振った。

「それなら、進め方は君に任せる。自分で考えて取り組んでほしい」

(無理はしない。私のペースで進めよう)

 ローレッタは自分を戒めるように、胸の中でそっと呟いた。

「ヨアン様、会議の時間ですよ!」

 ヘンリーがそう声をかける。

「ああ、わかった。わからないことはヘンリーに聞いてほしい」

 そう言い残し、ヨアンは会議へと出かけていった。
 ヨアンの背中を見送りながら、ローレッタは少し寂しさを覚えた。静かになった部屋で、改めて魔法の勉強に向き合うことにする。

 アークライト公爵家の後継者であるローレッタはこれまで魔法を学ぶ機会がなかった。そういうものだと思っていたが、思いがけず魔法に触れる機会が訪れ、ローレッタは心待ちにしていた。
 魔法についての本をじっくりと読む。一冊を読み終わる頃、呟いた。

「もしかしたら、すごい魔法が使えるかもしれないわ。魔法を放って、ドーンって扉が吹っ飛ぶの」

 ローレッタは、自分の手のひらを大袈裟に掲げて、扉に向けた。頭の中には、世界を救った大魔法使いの姿が浮かんでいる。
 仕事の準備をしていたヘンリーが、そんなローレッタを見て苦笑した。

「すごい魔法って、どんな魔法ですか?」
「すごい魔法は、すごい魔法よ。ヨアン様なら涼しい顔で使いこなせるんじゃないかしら」
「ははは、確かに」

 ヘンリーはなにかおもしろいことを思い浮かべたらしく、おかしそうに笑う。ローレッタは胸を張って応じた。

「ヨアン様にできないことなんて、あるのかしら?」
「あの人、案外繊細なところがあって……」

 ヘンリーが悪戯を思いついた子どもの顔をして言うと、ローレッタは思わず身を乗り出した。

「たとえばどんなところ?」

 ヨアンのことが気になって仕方ないローレッタの問いに、ヘンリーは声を潜める。

「ここだけの話ですが、実は……痛い、痛い!」

 大事なところを話し出す前に、ヘンリーが突然涙目で痛みを訴えた。驚いて顔を上げると、ヨアンがヘンリーの頭を鷲掴みにしていた。

「暴力反対!」
「今、余計なことを話そうとしてただろう?」

 どこから聞いていたのか、ヨアンの鋭い追及にヘンリーは気まずそうに顔を背ける。慌ててローレッタがフォローに回った。

「あ、ヨアン様。すごい魔法が使えるようになりたいって話してたの」
「……すごい魔法って、具体的には?」
「ほら、手を向けて、ドーンとか、バーンとか。子どもの頃読んだ物語の主人公が使っていたような魔法よ」

 ローレッタの母がまだ健在だった頃、よく読んでもらったお気に入りの物語。ローレッタの魔法使いのイメージは、どこか子どもっぽかった。

「――くだらないことを言ってないで、講義を始めるぞ」
「はーい」

 ローレッタはソファに腰を下ろした。ヨアンは向かいの席に座る。

「さて、まずは魔法の基本からだ」

 ヨアンは魔法の仕組みを簡潔に説明した。初心者のローレッタでも理解できる内容で、彼の話し方は落ち着いていて聞きやすい。

「魔法を知らなくても、さすがアークライト公爵家の跡取りだな」
「精霊の力を使う時と、似たような感覚だったから」

 にこりとローレッタは笑った。魔法はまったく別物だと思っていたけれども、そうではなかったことに安心する。

「ふむ。では、手っ取り早く魔法を使ってみるか」

 ヨアンが手のひらに魔力を集めると、小さな水の球がふわりと浮かんだ。

「すごい……水が踊っているみたい」
「簡単な魔法だ。まずは魔力を集めて、それから強くイメージするんだ。水を思い浮かべて、その形を手のひらで作る」

 ローレッタは頭の中でイメージを膨らませた。魔力を使わなくても、想像するだけならできる。
 その時、ヨアンがテーブルにカップを置いた。不思議に思い、覗き込む。カップにはどろりとした黒い液体が満たされ、腐った果実のような臭いが鼻をついた。
 知っている。この黒い液体の効果も、不味さも。

「え……これ、魔力症の薬? いつもより色が濃いけど」
「これはその原液に魔力生成する薬を混ぜたものだ。飲むと一時的に魔力が増すから、その状態で魔法を使う」
「ちょっと待って! 原液を飲むの!?」

 ローレッタは驚きで目を見開いた。いつもの薬でさえ覚悟がいるのに、原液なんて無理だ。冗談だろうとヨアンを見れば、彼はいつもと変わらず真剣そのものだった。

「そうだ。息を止めて、一気に飲み込むのがコツだ。その後は口直しを忘れずにな」
「嘘でしょう……あの激マズの薬を原液で!?」

 飲んだ時の口いっぱいに広がる酸っぱくて苦い感覚が、蘇る。原液なんて飲んだら、間違いなく意識が飛ぶに違いない。考え込んでいると、ヨアンがカップを下げようとした。

「覚悟が決まったら、いつでも言ってくれ」
「いつかは飲むのよね?」

 ローレッタが確認すれば、ヨアンは頷いた。

「残念ながら、この薬の味の改良はしばらくない」
「そう、わかったわ」

 ローレッタは大きく息を吸い込むと、カップを掴んだ。そして一気に飲み干した。

「うっ……っっ!」

 強烈な苦味が舌に広がり、喉を突き刺す。目の奥が痛むような刺激に、顔を思い切り歪めた。これまでの薬が優しいと思えるほどの、攻撃的な味。

「っっ、にっが……っ!!」
「ちょっと、ローレッタ様、なにしてるんですか!?」

 ようやく事態を理解したヘンリーが慌てふためき、声を裏返らせた。

「ほら、これを飲め。少しは楽になる」

 ローレッタは潤んだ瞳でヨアンを見上げ、差し出されたカップを受け取った。なんのお茶かはわからない。でも、彼を信じて、ひと口、飲み込む。

「えっ?」

 驚くほど、すっと苦味が引いていった。まるであの薬の存在ごと、なかったことにするように。

「このお茶、なに?」
「クリム茶だ。薬と一緒に飲むと、苦味を中和してくれる」
「今まで、これ、飲んだことない」

 ローレッタが呆然と呟くと、ヨアンは少し眉をひそめた。

「そうか? どこでも手に入る一般的な薬用茶だが……」
「ヨアン様。ローレッタ様はエトラフィアの貴族ですから、薬用茶の常識が通じないかと」

 ヘンリーの補足に、ヨアンは「ああ」と納得したように頷いた。
 この国では、薬を飲む際にクリム茶を添えるのが一般的だ。苦味を和らげるだけでなく、体を温めて薬の効果を高めるともいわれている。
 ローレッタにとっては、そんな習慣を知るのも初めてのことだった。

「そうか。確かにこの茶葉はベルトンでしか使われていないな」
「次からは用意してから飲むわ」

 涙目で呟くローレッタに、ヘンリーが明るい声を返す。

「ところで、薬の効果は、どうですか?」
「効果?」

 ようやく本来の目的を思い出し、ローレッタは内に意識を向けた。
 自分の中で、なにかが変わっているか?
 体の奥に、どこか軽さを感じるような、でもそれがなにかははっきりしない。
 首を傾げていると、ヨアンが静かに言った。

「試しに、魔法を使ってみるといい」
「あっ、そうね!」

 ローレッタは少し緊張しながら、手のひらをそっと上に向けた。目を閉じ、ゆっくりと意識を集中し、魔力を集める。体の中を巡っていた魔力が動き、手のひらに集まってくる。

「水を想像して」

 ヨアンの誘導の通り、頭の中にイメージする。

(さっき見たヨアン様の魔法のように。水の球を作って、それを遊ばせて)

 強くそう思っていると、どんどんと手のひらに魔力が集まってくる。それに気をよくして、さらに大きな水の球を想像していった。

「少し大きすぎるな。魔力を弱めるんだ」

 観察していたヨアンがローレッタに注意する。

「弱める? どうやって?」

 言われている意味がわからず、ローレッタは首を傾げる。その間にも、魔力はさらに集まっていき、水の球は突然、倍以上に膨れた。

「ローレッタ嬢! 止めるんだ!」

 ヨアンの焦った声が耳元で聞こえた。

「え?」

 目を開けた瞬間、体中が熱く燃え上がったように熱くなった。手のひらの水の球は想像以上に揺れ、光を放つ。
 冷静に操作しようとしても、魔力が勝手に動き、暴れ始めた。
 周囲の空気まで振動し、紙や筆記具が微かに舞い上がる。息を呑むと同時に、頭の中がぐるぐると回り、体温が急上昇した。

(あ、まずい)

 自分の状況を正確には理解できていないけど、直感が危険だと訴えていた。

「ローレッタ嬢、落ち着け! 魔力を制御できていない!」

 ヨアンの必死の声も、膜を一枚隔てた向こう側から聞こえた。
 次の瞬間、手のひらの水の球が弾け、強烈な光と冷たい水滴が執務室に飛び散る。魔力の奔流は制御不能で、書棚の本は床に落ち、書類が舞い散った。温かい光と冷たい水が混ざり合い、空気が震える。
 耳をつんざくような魔力のうねりに、思わず目をつぶった。

(落ち着け、深呼吸よ……!)

 そう思っても、手のひらの球は次第に形を失い、周囲の物を巻き込む竜巻のように暴れた。

「無理! どうしたらいいの!」
「くそっ!」

 ヨアンはローレッタを強く抱き寄せ、自らの魔力を暴走する魔力にぶつける。バチバチと光が散り、魔力がぶつかり合う。

「呼吸を整えるんだ! 俺の魔力を追って……!」
「魔力、魔力」

 ローレッタはヨアンの声だけを必死に聞き取り、暗示のように繰り返す。初めはわからなかったが、ヨアンの魔力が寄り添うように自分の中に細く流れ込む。その流れに意識を合わせると、次第に体の熱が引いていった。
 ローレッタの魔力が落ち着くと、部屋に渦巻いていた魔力が消えた。

「よ、よかった……」

 体から力が抜け、床の上に座り込む。ヨアンも安心したように、大きく息を吐いた。

「これほど効果があるとは……少し、やり方を考えた方がいいかもしれない」
「ヨアン様……気持ち悪い」

 ローレッタはそう呟くと、そのままヨアンの胸に倒れ込んだ。

「ヘンリー! すぐにヴィオを呼んでこい!」
「わかりました!」

 薄れる意識の中、ヨアンとヘンリーの焦りを感じた。

 誰かが、ローレッタの頭を撫でた。
 意識が浮かび上がる。だが、ひどく体が重く、目が開けられない。

「魔力症の原液に、魔力を増幅する薬を入れた。確かに規定量ね」

 見知らぬ男性の声。
 女性のような柔らかな言葉遣いはローレッタの耳にはとても心地よく聞こえた。

「他の患者では、水滴が一滴、出るかどうかの魔力量が作られる程度だ」
「そうよねぇ。それなのに、部屋を破壊するほどの魔力が作られたと」

 ふたりの会話は、ローレッタの魔力暴走のことだった。

「しばらくは、この治療はしない方がいいだろう」
「それが妥当かしら」

 治療をしない、そう聞こえてローレッタはぱっと目を開けた。

「嫌よ、治療はやめたくないわ」

 掠れた声で言えば、ヨアンともうひとり、見知らぬ男性の視線がこちらに向く。
 男性の装いに目を見張った。華やかなドレスに身を包み、茶色の長髪を束ねている。金色の瞳の下に小さなほくろがあり、その挑むような輝きと相まって印象的だ。

「ローレッタ嬢、気が付いたか」

 ヨアンが安心したのか、表情を緩ませた。

「……ここは? 力が全然入らないんだけど」

 自分の状況を伝えれば、ヨアンが説明してくれた。

「魔力暴走を起こしたんだ。部屋は今使えないから、治療室に運んだ」

 部屋が使えない、と聞いて、意識を失う前のことを思い出した。渦を巻く魔力、それに大きくなった水の球が弾けて、部屋の中に飛び散った。

「そうだわ! ヨアン様の部屋、滅茶苦茶になって……!」
「そんなことはどうでもいい。急に動くな。今、魔力が空っぽになっているんだ」

 そう注意をされて、不思議に思う。

「魔力が空っぽ? 本当に? 熱も息苦しさもないのに?」
「横からごめんなさいね。少し、見てもいいかしら?」
「誰?」

 男性が声をかけてきたので、ヨアンに尋ねる。ヨアンは男性を手短に紹介した。

「俺と同じ研究員のヴィオだ。魔力暴走に詳しいんだ」
「そうなんですね。ローレッタ・アークライトです。よろしくお願いします」
「ご丁寧に。それで、ちょっと手を握っていいかしら?」

 許可を求められ、ローレッタは頷いた。手を差し出そうとして、まったく動かないことに気付く。

「ごめんなさい、動かないわ」
「そのようね」

 ヴィオは優しくローレッタの手を握った。ヴィオの魔力が体に流れ込む。ヨアンとは異なる圧倒的な存在感に、眉をひそめる。
 だが、状態を確認してくれているのはわかっているから、終わるまで気持ち悪さに耐えた。

「んー。ひと晩寝れば、大丈夫。急激に魔力が増えたから、制御しきれなかっただけね」
「やはり薬が原因なんだろうな」

 結果を聞いて、ヨアンが呟いた。

「今まで暴走するほど増えた人はいなかったから、調整は必要かもね」

 ヴィオはいくつか注意をしてから、部屋から出ていった。ふたりになると、ヨアンは肩の力を抜いた。

「何事もなくてよかった。まだ、魔法を使うのは早かったのかもしれない」

 後悔しているのか、ヨアンの顔が苦しそうに歪む。ローレッタは慌ててそれを否定する。

「飲んでみないとわからなかったわ。だから、やめない」
「しかし」
「ヴィオ様だって、一日寝れば大丈夫だって言っていたじゃない」

 治療をやめると言わせないように、努めて明るい声を出した。ヨアンはしばらくそんなローレッタを見ていたが、最後は諦めたのか、ため息をついた。

「薬を調整するから、しばらく待ってくれ」

 前向きな答えをもらったローレッタはホッとした笑みを浮かべた。
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