-悪魔の花嫁-

あたしは意識を手放した――…











「……ん…」

目を開けると、白い天井が見えた。

「マキ…起きたか…」

「エリアル…」

あたし…生きてる…ってことは…悪魔になったの…?

「エリアル…あたし…」

「はい、赤ちゃん。名前どうしようか?」

白い布に包まれた赤ちゃんをあたしの横に置いた。

「可愛い…」

目の色は、エリアル似だ!

「…よく頑張ったな」

エリアルがあたしの頭を撫でてくれた。









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