電話越しで恋をした副社長から、突然プロポーズされました

懇親会が終わり、翔太さんが迎えに来てくれる。
私の顔を覗き込んできてクスクスと笑うのだ。
「俺のサプライズにちょっとだけ怒っている?」
「驚きすぎましたよ。まさかあんなところで発表されるなんて思っていなかったので……」
「ごめん」
「……謝らなくてもいいですけど」
私がちょっとだけムッとしていると、翔太さんは愉快そうに笑う。
だから私も楽しい気分になって一緒に笑ってしまった。
彼となら笑顔の絶えない家庭を築いていくことができそうだ。家族も増えるし私たちの未来は希望に満ちている。


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