【完結】美容系開業医とワンナイト後結婚したら、溺愛されました!

新婚生活

 * * *

 役場に婚姻届を提出し、『新婚生活』が始まって一ヶ月が経過した。

 美雨と一希は、驚くほど噛み合った生活をしている。

 一希と話し合って、寝室はそれぞれ別にした。プライベートの時間も大事だろうという結論になったのだ。

 おかげで、美雨は広々とした部屋を自分好みのインテリアで飾ることができた。この準備もあったので、余計にバタバタしていたのだ。

 自分の好みのもので囲まれた部屋は居心地がよく、インテリアに関してはこだわってよかったと思える。

 とはいえ、この一ヶ月の大半は一希のベッドで眠っていたのだが。

 昨日は珍しく、一希が疲れ果てていた顔をしていたので、ホットソイミルクを作って飲ませ、彼の部屋に押し込んだのだ。

 美雨は着替えをしてエプロンを持ち、洗面所に向かう。

 顔を洗って完璧に目を覚まし、手早くスキンケアと化粧を済ませるとキッチンへ移動し、朝食を作り始めた。

 朝食は和食か洋食か、どちらが好みかを尋ねたが、そこは美雨に任せると言われてしまったため、最初の一週間は和食と洋食を交互に出していた。
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