【完結】美容系開業医とワンナイト後結婚したら、溺愛されました!


「だってこの前、自動掃除機も買ってもらったよ?」
「前のが壊れたからな」
「無水鍋だって増えた」
「あれで炊いたご飯が美味しかったから、またやってくれると嬉しい」

 無水鍋で炊いたご飯は白くツヤツヤに輝いて、ふっくらとして美味しかった。彼が『おかわり』と言ってくれたことは記憶に新しい。

「じゃあ、今度また炊くね」

 ちなみにその日のメニューはカレーだった。

 ご飯を炊いた無水鍋は、それに特化した形らしくすでにあった無水鍋と形は違う。

 以前からあった無水鍋は、義母が一希にプレゼントしたらしいが、しまい込んでいたらしく埃をかぶっていたことを思い出す。

「……でも、そっか。やってみたいこと、考えさせてもらってもいいかな?」
「もちろん。決まったら教えてくれるかい?」
「約束するわ」

 ピッと右手の小指を差し出す美雨を見て、一希はふっと頬を緩めて自身の小指を絡めた。
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