曇りのち晴れ
女の私でもかわいい容姿だった。


「ねえ、駿くん…今って時間ある?」


…え、もしかして…これって、告は…


「ごめん、今好きな子と帰れるチャンスだから」


「…へ?」


間抜けな声が出た私に構わず、私の手を握る駿。


え…何言ってんの駿っ!?


小走りになって、逃げるかのように去っていった私たち。


あの女の子を巻くように、近くにあった家庭科室に行くと駿は握っていた手をパッと離す。
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