君と初めましての再会
「…短いよ…あまりにも短いよ」
手紙をすぐに読みきれてしまって、寂しい気持ちに苛まれた。

「俺もだよ、蓮美。好きだ。大好きだ」
俺は泣いてばかり居ないで顔を上げた。

「俺に、今できる精一杯のことをしよう」

…蓮美に出会うための過去にするんだ…



2年と6ヶ月が経ったある日。

俺は大学生になり、久しぶりに寮学校の前のバス停に訪れていた。

ここで、蓮美と分かれた、あれから2年半…まだ先だな…。

この学校の外装工事は取り止めになり、補強工事を、することとなったそうだ。
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