二度目の永遠~ある夏にコロラドで見つけた牧場主との運命の恋~
『親愛なるウィリアムへ
こうしてあなたの元に乃亜を送ることを許してくれて、ありがとうございます。
傷ついたあの子が、わたしが行くはずだったコロラドの大地に癒されることを願います。
こんなことを言う資格がないのはわかっていますが、今でもあなたと一緒になれたらどうなっていただろうと想像します。
わたしを許してください。
そしてできるなら、わたしたちの月子が残したあの子を、愛してあげてください。直美はこちらで元気にしているので大丈夫です。でも乃亜はまだ若く、無条件に彼女を愛してくれる誰かが必要です。
それがあなたなのか……あなたご自慢の息子なのかはわかりません。
でも、信じています。
どうか一日も長くお元気で。
いつか天国であなたと結ばれる夢を見ています。春子』