御堂先生は溺愛中
「授業始めるよ〜。」
御堂の号令で、1時間目の授業が始まった。
英語は苦手だ。
私日本人だし。
日本語だってまだまだ難しいのに、
他の国の言葉なんてもっと難しい。
でも別にいいもん。
私はもう一生日本から出ないって決めてるから。
凛はそう開き直って、授業の内容を右から左に流した。
ああ、いつもこんな適当に授業受けてるから先生の名前すら覚えられないんだ。
それに気づいて少し笑った。