御堂先生は溺愛中

「大学名のとこに『近所の大学』なんて書くやつあるか!」


「だ、だって近所の大学行きてーし。楽だから。」



そう言い訳する海斗に、古賀はぷるぷると震えながら「もうちょっと真面目に考えろアホ。」と一蹴した。



「とにかく1週間時間やるからちゃんと書いてもってこい。わかんなきゃ進路相談室にでも行って調べてこい。」



そう言って古賀に勢いよくプリントを突き返された2人は、「はあい。」と口を揃えて渋々受け取った。





自分が今何になりたいかとか、あまり思い浮かばないけど、





素敵な人になるためには、まずは進路をちゃんと決めて、勉強も頑張らなきゃな。





凛はそう考えながら、その足で進路相談室に向かった。




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