御堂先生は溺愛中
女子高校生からしたら、俺たちはおじさん……。
そんなことに今更気づいた御堂はショックのあまり言葉を失った。
「俺たちおじさんは、ただ見守ることぐらいしかできないんだよ。」
その大樹の言葉と、凛の『見守っていてください。』という言葉が重なって、御堂は大きく項垂れた。
そっか。
俺と大野さんは結ばれることはないんだ。
大野さんが男性が苦手とかそういうの関係なしに、
俺はただ教師として、大野さんを見守ることしかできないんだ…。
そんなの分かっていたはずなのに、今更胸が苦しい。
こんな晴れやかな日なのに、御堂は1人泣き出しそうになった。