きっと、夏のこと

帰り道、


「そんなに行きたいなら今の大学のまま頑張りなさいよ?」


何も言わずに頷く。





母は、私をどこまで見透かしているのか知らない。


でも、きっと、私を動かす何かしらの変化に気づいていた。






三者面談が終わってから私は牧田さんに連絡した。


『模試の結果あんまり良くなかったので、これから頑張ります、、』


大丈夫だよ

相談乗るよ

頑張って

待ってるね

いつでも連絡してね




全ての言葉を待っていた。





『そっか、お疲れ様』




牧田さんの返信はいつも私の理想を満たさない。
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