イケメン幼なじみの2人に突然迫られて始まる三角関係(トライアングルラブ)
「それだけ二人がゆりなのことを好きで、ずっと傍を離れたくなかっただけ…なんだけどね。でもゆりなも少なからず、二人のことが好きだから、傍を離れたくなかったと思うし。どちらか一人を選ぶってかなり難題よね」

選べないからこそ、悩んでいる。大切な存在過ぎて、どちらか一人だけを選ぶということが苦渋の選択である。

「難題過ぎて、今はまだ考えたくない。二人と一緒に居る時間が大切すぎて、失いたくないもん…」

簡単に選べないからこそ、焦って答えを出したくないと思う自分と、あまり待たせたくないと思う自分もいて。そんな矛盾した自分の気持ちにジタバタもがいている。

「そうだね。失いたくないね。でもそれは二人も同じ気持ちだと思うよ。自分を選んで欲しいって強く願ってはいると思うけど、ゆりなの気持ちが一番大事だって思ってるはずだから」

私の気持ちを大事にしてくれたから、これまで告白せずに幼なじみを続けてくれた。
でも今度は違う。私が二人にちゃんと向き合って、新しい関係性に踏み込む勇気を持たなくてはならない。

「私の気持ちを大事にしてくれる二人のために、私は私の気持ちとちゃんと向き合おうと思う」

グダグダ悩んでいても仕方がない。いつか答えを出さないといけないことには変わらないのだから。

「その意気だよ、ゆりな。いつでも話聞くから、私に頼ってね」

里沙にそう言ってもらえて、心の負担が軽くなった。ずっと思い悩んでいたので、一人で抱え込むことに限界を感じていた。
だから里沙にそう言ってもらえて有難い。これからは苦しくなる前に、里沙に頼ろうと思う。
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