イケメン幼なじみの2人に突然迫られて始まる三角関係(トライアングルラブ)
「里沙、ありがとう。里沙が親友でよかったよ。本当に頼りになります」

「いえいえ。ゆりなのことは私に任せて。二人よりはゆりなに詳しい自信があるからね」

確かにそうかもしれない。一番私のことを知っているのは里沙だ。

「それは間違いない。私の彼氏は里沙かもしれない」

「そうかもね…って言いたいところだけど、私にはもう大事な人がいるから」

「そうだった…。里沙にはもうダーリンがいたわ。残念……」

「冗談はさておき、良き理解者として私がいることは忘れないでほしい。あと、既にゆりなにも大事な人がちゃんといるから安心してね」

きっと里沙の言う大事な人は、二人のことを指しているのであろう。
私にとって大事な人は、間違いなく二人だ。その二人に出会えたことに改めて感謝した。

「そうだよね。既に大事な人がいる時点で有難いよね」

「そうよ。だからさ、ゆりなはゆりなのままでいいの。いつか自然に答えが出るから大丈夫よ」

いつか自然に答えが出る…。そう信じて、今は待つしかない。

「里沙のお陰で、かなり気持ちが軽くなったよ。本当にありがとう…」

「それならよかったよ。そろそろお昼食べない?もう残り時間も少ないし」

里沙にそう言われて、教室の真ん中にある時計で時間を確認すると、お昼休憩の時間は残り十分しかなかった。

「本当だ…。急いでお弁当を食べないと…」

ママが朝早く起きて、作ってくれたお弁当を無駄にするわけにはいかない。
急いでお弁当をかっこむように食べた。こんな食べ方をして、ママには申し訳ない気持ちになった。
でも残す方が勿体なくて申し訳ないので、頑張って時間内に食べ終えた。
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