イケメン幼なじみの2人に突然迫られて始まる三角関係(トライアングルラブ)
もう二度と悟に会うことはできない。悟に会えないのは辛い。
身体を重ねることはできなくてもいい。ただ悟に一目だけ会いたい…。
その願いはもう叶わない。悟に関係を解消されてしまったのだから。
告白なんてしてほしくなかった。告白さえしなければ、ずっと悟の傍に居られたのに…。

今更もう遅い。セフレという関係に甘えてしまった自分が悪い。
悟のセフレでいられた間、私は勝手に勝ち誇っていた。ゆりなさんと自分を比較して、私の方が本当の悟を知っていると思い込んでいた。
悟はいつも手加減せずに抱いてくれた。悟の全力を知っているのは私。ゆりなさんはそんな悟を知らない。

勝ち誇っていた唯一の武器だったのに、もう私は何も武器を持てなくなってしまった。
今思えばそんな武器なんて大したことはなくて。いつかゆりなさんも悟の彼女になれば知ることだし、きっとゆりなさんにしか見せない悟があって。私の方が知らない悟が多いということを改めて思い知った。

悟に捨てられた。その事実を受け入れて、前に進まなければならない。
頭では分かっていても、心が追いつかず。私は寂しくて、この寂しさをどう紛らわせたらいいのか分からなかった。

友達に相談したくても、まさか好きな人とセフレだった…なんて言えない。
軽蔑されるに違いない。友達に軽蔑されたくないから相談できない。そう思えば思うほど、どんどんドツボにハマっているような気がして。その沼から抜け出したいともがいていた。
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