イケメン幼なじみの2人に突然迫られて始まる三角関係(トライアングルラブ)
「ママ、一誠が相当我慢してくれているのはちゃんと伝わってるよ。一誠だけじゃなく悟も」

「そう。それならよかったわ。ママからしてみたら、いつ二人が告白するのか、楽しみに待ってたのよ。将来、義理の息子になる姿を想像してね」

さすがに気が早いのでは…?なんてことを思ったが、少しだけ想像してしまった。二人との将来を…。

「だからママとしては、二人がゆりなに想いを伝えてくれたことが嬉しかったの。ゆりなの将来の相手はゆりな自身が決めることだけど、ママとパパの願いは一誠くんか悟くんがいいなって思ってることだけは分かっておいてほしいの。それ以外の人であったとしても、ゆりなが決めた相手なら大歓迎だからね。パパは悲しむかもしれないけど…」

パパが悲しむ姿が想像できた。でもパパには安心してほしい。私には一誠と悟以上にかっこいいと思える異性はいないのだから。

「ママ、大丈夫だよ。私には一誠か悟しかいないから」

一誠と悟に告白されるまでは、ママの言葉を聞いてもいまいちピンときてなかった。
でも二人の気持ちを知った今では、ママの言葉の意味が分かる。私はずっと二人に愛されていたのだと…。

「そっか。それなら安心だわ。でも何かあるかもしれないから、心構えはして一誠くん家に行くのよ」

ママに念を押された。ママなりに心配しつつ、応援してくれていることが伝わった。

「私だってちゃんと分かってるよ…。だから下着も可愛いの買ってね」

ただお家に呼ばれただけなのに、下着まで準備するのはなんだか襲ってくださいと懇願しているみたいで恥ずかしいが、何も準備しないよりはした方がいいかもしれないと思った。

「分かったわ。色々準備しましょうね」

一誠のお家に二人っきりなのは緊張するが、一誠と遊べるのは楽しみだ。
お家にお邪魔するまでの間、楽しみにしながら準備をすることにした。
< 162 / 171 >

この作品をシェア

pagetop