イケメン幼なじみの2人に突然迫られて始まる三角関係(トライアングルラブ)
「約束破ったら絶交だからね。あと、一誠がダメって言ったら悟は来ちゃダメだよ」

二人っきりにさせたくないという悟の気持ちは尊重してあげたいが、家主は一誠なので、あくまで権限は一誠にある。

「分かってるよ。ただ好きな女が他の男と家で二人っきりっていう状況に耐えられそうにねーんだよ。俺の気持ちも分かっておいてほしい…」

告白された今だからこそ、悟の気持ちは痛いほどよく分かる。
だけど、悟の気持ちに全部、応えてあげることはできない。一誠の気持ちもあるから。
私は二人の気持ちを平等に大事にしてあげたい。だから、どちらか一方だけの気持ちを聞いてあげることはできない。

「ちゃんと分かってるつもり。それでも私は二人共、平等に考えてるの。どちらか一方だけを特別扱いはできない。私の気持ちも悟に分かっておいてほしい。今回はできる限りの善処はするつもりだけどね…」

本当は二人っきりになることを、私は期待していたのかもしれない。あれこれ準備してしまったので、悟が来るとなると台無しになってしまう。
それはきっと一誠も同じ気持ちで。二人っきりになりたいからお家に私を呼んだのに、悟まで付いてくるとなるとがっかりするに違いない。
がっかりする一誠を見たくもないが、悟の気持ちを無視できない自分もいて。乙女心は複雑だった。

「そうだよな…。ごめん。無理言って…」

私の気持ちを察してか、悟は自分が無茶なことをお願いしていると気づいたみたいだ。
申し訳なさそうにしている悟の表情を見て、悟なりに反省していることが伝わった。
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