イケメン幼なじみの2人に突然迫られて始まる三角関係(トライアングルラブ)
「聞いてみるだけ聞いてみるから、あまり期待はしないで。もしダメだったら、ちゃんと悟とも二人で遊ぶって約束するから」

真剣に二人のことを恋愛対象として見ているからこそ、平等に二人と一緒に過ごす時間を大事にしたいと考えている。

「本当か?それなら是非ともよろしくお願いします…」

「一誠が遊びに来てもいいよって言ったら、二人っきりで遊ぶのはナシだからね。一誠との時間を邪魔したんだから、一誠との時間を優先させてもらうよ」

私なりに一誠に対する償いだ。一誠が勇気を出して誘ってくれたのに、悟が邪魔した罰でもある。

「…そうだよな。ゆりなの提案をちゃんと受け入れるよ」

悟はすぐに感情を剥き出しにし、自分の感情だけで動いてしまうところがある。
そこが悟の良さでもあるが、今回に関しては遠慮して欲しかったという気持ちが大きい。
ママが綾香さんに伝えなければ、こんなことにはならなかったのに。ママを心の中で呪った。


           *


「ママ、綾香さんに告げ口したでしょ?」

学校から帰宅して、早々にママを問い詰めた。

「悟くんに知られちゃった?それで悟くんもお家にお邪魔したいって言ったんでしょ?」

こうなることが分かっていて、綾香さんに告げ口するなんて、ママは意地悪だ。

「どうして綾香さんに告げ口したの?これじゃ一誠が可哀想じゃん…」

ママはまるで悟が邪魔することを望んでいたかのように思えた。
ママがどうしてそんなことをするのか、私には理解できなかった。
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