イケメン幼なじみの2人に突然迫られて始まる三角関係(トライアングルラブ)
「別に何も言われてないよ。何か言われるようなことがないとダメなの?」

私がそう言うと、ママはバツが悪そうな顔をした。

「そんなことないわよ。早くお風呂に入りなさいね」

都合が悪くなったママは、その場を逃げた。
ママの意図はよく分からなかったが、私はママの言う通り、お風呂に入ることにした。

お湯に浸かりながら、今日のことを思い返していた。一誠とのドライブ、楽しかったな。一緒に海を見て、その後海鮮丼を食べて。本当に幸せな時間だった。

でも帰ってきて、悟に会い、悟に冷たくされた。それがどうしても心の中で引っかかる。
やっぱり私が悟に何かしてしまったのかもしれない。思い当たる節が全くないが、何かしてしまったのなら謝りたい。

悟が一緖に登校してくれるか分からないけれど、もし一緒に登校してくれるのならその時に謝ろう。
明日は週末なので学校はお休みだ。週明けの月曜日にでも謝ろう。

悟の気持ちがよく分からないまま、私はまた週明けに悟と一緒に登校できたらいいなと思いながら、週末を過ごした。

まさかこれから幼なじみとの関係性が大きく変化することになるなんて、この時の私は思いもしなかった。
< 18 / 45 >

この作品をシェア

pagetop