イケメン幼なじみの2人に突然迫られて始まる三角関係(トライアングルラブ)
「私もシメのラーメンが好き!一誠も好きなんだね」

興奮のあまり、気持ちが昂ってしまった。
そんな私を見て、嫉妬心に駆られた悟は、すかさず話題に入り込んできた。

「俺もシメのラーメンが好き。全員、一緒だな」

「嫌いな人の方が少ないかもしれないな。それじゃシメにはラーメンってことで決定で」

いつもなら一誠も負けじと悟に対抗して喧嘩になるところだが、今日は停戦を選んだようだ。
悟も一誠に喧嘩をふっかけるようなことはしないので、安心して二人と一緒に楽しく過ごすことができている。
どうかこのまま最後まで何も起きませんように…と、心の中で強く願った。

「わーい、楽しみ!」

「でもまずはお鍋をどうぞ。スープは残した方がいいから、少しだけ入れておいたよ」

手際が良い。喋りながらも、ちゃんとお皿に装ってくれていたみたいだ。

「ありがとう…」

「次は悟な。何が食べたい?」

今度は悟の分を装ってくれるみたいだ。私だけ特別扱いするのではなく、全員平等に接する。そこが一誠の良いところだなと思った。

「肉が多めに食べたい。男子高校生だから食べ盛りなもんで」

悟も遠慮するのを止め、いつも通り図々しい悟に戻った。

「了解。肉多めな」

一誠は悟のお皿に肉を多めに装った。一誠なりの優しさが表れていた。

「悟、どうぞ」

装い終わったお皿を悟の前に置いた。悟は小さな声で、「ありがとう…」とお礼を伝えていた。
人の分を装い終えると、今度は自分の分を装い始めた。私達は一誠が装い終わるまで食べずに待っていた。
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