イケメン幼なじみの2人に突然迫られて始まる三角関係(トライアングルラブ)
「うん。私も嬉しい……」

告白されてから、一誠と悟のことを異性と意識してしまっている。
告白されて意識しない人なんていないはず。彼らのことを日に日に恋愛対象として意識するようになった。
幼なじみじゃなかったら、彼らと平然と仲良くできなかったと思う。遠い存在として眺めているだけだったはず。
そんな彼らに恋愛対象としてずっと意識されていたということが奇跡で。私は恵まれていることに今更ながら気づいた。

「俺もたけのこが好きだけどね」

遅れて悟が現れた。すかさず二人っきりの時間を阻止している。

「少しは二人の時間を尊重してくれてもいいんじゃないか?」

一誠が悟に牙を向けた。ずっと大人しくしていた一誠だが、ついに我慢の限界が訪れたのであろう。

「俺だけ除け者扱いは嫌なんでね。俺だってゆりなとの共通点を増やしていきたいから」

悟だって引けない。想い人が他の男性に取られる姿を黙って見てなんていられない。

「さっきまでのしおらしい悟、可愛いかったな。今の悟はいつも通りの生意気な悟に戻っちゃったみたいだな」

今日だけは喧嘩はしないと思っていたのに、やっぱりその約束は無理だったみたいだ。

「俺だって喧嘩するつもりはなかったよ。ゆりなとの約束だからな。でもあんたは油断ならない。すかさずゆりなにアプローチを仕掛けるから」

アプローチを受けているつもりはなかったが、悟から見たらそう見えるのであろう。

「そりゃここは俺ん家ですから。元々、二人っきりのデートの予定だったからね」

「だから二人っきりにしたくなかったんだよ。阻止して正解だった…」

「悟は狡猾だな。油断も隙もない」

「それはあんたの方だろう。優等生っていう皮を被った策士だからな」

二人の喧嘩がヒートアップしていく。この辺で仲裁に入った方が良さそうだ。
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