イケメン幼なじみの2人に突然迫られて始まる三角関係(トライアングルラブ)
「こちらこそ気に入ってもらえて嬉しいよ。是非とも今度よかったら買ってみて」

また二人の共通点が増えた。一誠との距離が縮んでいることに喜びを感じていた。

「俺にも食べさせて」

じゃがりこに夢中になっていた悟が、一誠と仲睦まじくしているのを見て、邪魔をしてきた。

「どうぞ。このチョコ、すごく美味しいよ」

一誠はチョコの美味しさに気を取られ、悟に邪魔されていることに気づいていないみたいだ。

「知ってる。食べたことあるもん」

「そうなんだ。俺は食べたことがなかったから新鮮だった」

二人がお菓子を通して、仲良くしている。美味しい食べ物は人の距離を近くさせてくれるみたいだ。

「ゆりなも好きなのを選んで食べなよ。俺達ばっかりじゃなくてさ」

一誠がお菓子の袋を、私に渡してきた。私は袋を受け取り、お菓子の袋の中を覗いた。
自分で選んで買ってきたので、どんなお菓子を買ったのか把握している。
袋の中に手を入れて、目的のお菓子を袋の中から取り出す。
私が食べたかったお菓子はグミだ。女子校生と言ったらグミが大好物の生き物で。皆、鞄の中にグミが入っている。
それぐらいグミが大好きで。様々なグミを食べ比べするほど、グミ通である。

「ゆりなはグミを選んだんだ。グミが好きなの?」

「うん。めっちゃ好きだよ。一誠は?」

「俺はグミは普通かな。たまに友達からもらって食べるくらい…」
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