イケメン幼なじみの2人に突然迫られて始まる三角関係(トライアングルラブ)
「そろそろ良い時間だな。どうする?夕飯も食べてく?」

遅くならないうちに帰宅しようと思っていたのが、親に連絡をすれば許可が下りそうな気がしたので、ママに連絡してみた。
するとすぐに返信が返ってきて、なんなら泊まってきなさいとまで言われた。
泊まるのはさておき、夕飯をいただくことにした。

「私は食べていこうかな。悟はどうする?」

私だけ残って、悟だけ帰る…なんてことはないであろう。

「俺も食べてく。帰っても多分、母さんはいないだろうから」

「お母さん、今日も仕事か?」

一誠が気になって、悟に踏み込んだ質問をした。仲直りした途端、一気に距離感が近くなったような気がした。

「いや、今日は休み。ヲタ友とイベントに行ってる。人気声優さんが多数出演するから、絶対に行かなきゃいけないとか言ってた」

さすが綾香さん。揺るぎないヲタク精神に尊敬した。

「そうなんだ。お前の母さんは常に忙しそうだな」

「ヲタクをするために仕事をしているような人だからな。まぁ、この歳になったら親がいない時間が多い方が気楽に家で過ごせて良いけどな」

それは分かるような気がする。ママみたいに家で仕事をしている親を持つと、たまには親がいない時間も欲しいと思うものだ。

「確かにそれはあるな。一人暮らしを始めて、親がいない楽さを体感してるよ」

「エッチな気分の時とか、一人でしたい放題だからな」

男子トークらしいネタがぶっ込まれた。私はどう反応したらいいのか分からず、下を向いていた。
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