イケメン幼なじみの2人に突然迫られて始まる三角関係(トライアングルラブ)
「お前の度胸は認めるけどな。好きな子の反応が気になって、堂々とぶっ込むなんてすごいと思う」

「度胸なんてねーよ。俺だってこう見えても、かなり勇気を出してるんだからな」

二人が気兼ねなく言い合いをしている姿の方が安心する。幼なじみという近い距離感を感じられて。

「言い合いはこの辺にして、一誠、夕飯を作るんじゃなかったの?」

私の言葉を聞いて、一誠は自分が夕飯を作ろうとしていたことを思い出したみたいだ。

「ゆりな、ありがとう。すっかり忘れてた。今から夕飯を作るな」

一誠は慌てて、夕飯作りを始めた。残された私と悟は、そのままテーブルに残り、二人でお喋りを始めた。

「そういえばもうすぐGWだな。ゆりなん家でバーベキューをするって母さんから聞いたんだけど、ゆりなは知ってた?」

三家族が久しぶりに集まってバーベキューをするとママから話を聞いた。
悟は絶対に参加しないと思っていたので、悟からバーベキューの話題が出たのは意外である。

「知ってたよ。GWの後半にやるってママから聞いた」

「やっぱり知ってたか。母さん達、すげー楽しみにしてたな」

「そうだね。ママ達の方が楽しみにしてるよね」

私達だって楽しみにしているが、ママ達の方が皆で集まって遊ぶ機会が減っているため、より一層楽しみなのであろう。

「前半のGWって予定空いてる?よかったら遊ばない?」

悟から遊びに誘われた。今のところ予定がないので空いている。

「予定空いてるからいいよ。遊びに行こうよ」

「よっしゃ。これでゆりなと遊べる。あんたは空いてる?」

「え?俺もいいの…?」

「今回のデートを邪魔したお詫びも兼ねて、GWはあんたとも一緒にどうかなって思ってる」

悟なりにお礼がしたいのであろう。それに久しぶりに一誠と仲直りをし、仲を深めることができたので、一緒に遊びたいと思ったのかもしれない。
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