イケメン幼なじみの2人に突然迫られて始まる三角関係(トライアングルラブ)
「覚悟ってどういうこと…?」

「そのままの意味だよ。後で分かるから」

先程からずっとはぐらかされている。本当に後で教えてもらえるのだろうか。

「本当に後で教えてもらえるの?」

「うん。教えるよ。だから今はもう少しだけ待ってて」

待っててと言われたので、一旦待つことにした。

「分かった。待つことにするよ」

「ありがとう。ゆりながどんな反応を示すのか、楽しみにしてる」

悟が何を考えているのか、益々謎が深まった。

「ゆりな、早く遊園地に行こう」

悟が私の手を繋ぎながら、走り出した。楽しそうにしている悟を見て、それでいっかと思うことにした。
後で謎が分かるみたいなので、今は考えても仕方がない。それよりも遊園地デートを楽しんだ方がいい。
せっかく悟が誘ってくれた遊園地デート。良い思い出にしたい。

「ねぇ、ゆりな。電車の中でも手を繋いでいてもいい?」

ダメなんて言えない。できればこのまま手を繋ぎたいと思っている自分がいる。

「いいよ。このまま手を繋ご…」

手を繋いだまま、電車に乗って遊園地まで向かった。土日ということもあり、お出かけする人で電車の中は人でいっぱいだった。
ある意味、手を繋いでいて正解だったかもしれない。悟と離れずに済んだから。
男の子とこんなふうに手を繋いだことがない。だからずっとドキドキしている…。
遊園地までの道のりは意外と長くて。終始、ずっとドキドキしながら、遊園地までの道のりを過ごした。
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