イケメン幼なじみの2人に突然迫られて始まる三角関係(トライアングルラブ)


           *


「やっと遊園地に着いたな…」

激混みの電車の中を耐えながら、遊園地までやって来た。

「解放感が大きいね。電車の中、人がすごかったから」

「本当にな。後から後から人で溢れ返って大変だった…」

乗っている時間も長かったため、あんなに人で溢れ返っている電車の中を乗るのは大変だった。

「普段、電車に乗らないからな、俺達。通学は徒歩だからさ」

通学で電車を使っていたら、鮨詰め状態の電車も気にならずに乗れていたのかもしれない。

「そうだね。でもこんな機会ないから、貴重な体験ができたよ」

「それもそうだな。母さんが毎朝大変な思いをしながら通勤してることが分かったよ」

パパもそうなのかなって、私も同じことを思った。

「確かに。パパもそうなのかも…」

私も大学生になったら、電車通学になるため、毎朝こんな体験をするのかと思ったら、今から覚悟を持って通学しようと誓った。

「俺達、近い高校を選んだ正解だったな」

「そうだね。高校までの間は安心だよ」

これからどうなるのか分からないが、暫くの間、鮨詰め状態の電車を避けられるのであれば、それに越したことはない。

「だな。ここまで何事もなく来れたから、それでよかったということで」

それが一番大事だ。何かあったらこんなふうに二人で遊園地を楽しむことすらできなかったかもしれない。

「そうだね。今から思いっきり楽しもう!」

気持ちを切り替えて、遊園地で遊ぶために入場ゲートへと向かい、チケットを買うことにした。
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