イケメン幼なじみの2人に突然迫られて始まる三角関係(トライアングルラブ)
ジェットコースターよりも怖いかもしれない。鎖に繋がれただけのアトラクションなのだから。

「悟も怖いんだ…。それが聞けて安心したかも」

「それならよかった。思いっきり楽しもう」

話が終わったタイミングで、発車のアナウンスが鳴った。
するとブランコは高いところまで上がり、空中に浮いたまま回り始めた。
思ったよりも回転スピードが速くて。それが少し怖かった。
でもどのアトラクションも、あっという間に時間は過ぎていくもので。気がついたら空中ブランコも終了していた。

「ジェットコースターよりも怖かったかも…」

私がそう伝えると、悟も、「分かるかも。まだジェットコースターの方がマシかもな」と共感してくれた。
悟が共感してくれたのが嬉しくて。怖いと感じたのが自分だけじゃないことに安心した。

「ゆりな、次は俺が乗りたいアトラクションに乗ってもいいか?」

ずっと私の意見を優先してくれていた悟が、珍しく自分の意見を主張してくれた。

「いいよ。ずっと私の意見を尊重してくれていたから、悟の意見も尊重したい」

私がそう言うと、悟の表情が綻んだ。
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