イケメン幼なじみの2人に突然迫られて始まる三角関係(トライアングルラブ)
「…ゆりなと話がしたいんだ。俺のことが信用できないのであれば、今日はゆりなと話すことを諦めて、帰ることにするよ。でももし、俺のことを信用してくれるのあれば、部屋に入って話がしたいから、一緒に部屋に入ってほしい」

そんな言い方をされると、断れなかった。一誠のことを傷つけたくないという気持ちが勝ってしまうから。

「分かったよ。一緒に部屋に入ることにします。でももし私に何かしたら、もう二度と一誠とは二人っきりで会わないからね」

私なりに譲歩した。完全に一誠を信用したわけではないが、今は一誠との時間を優先することにした。

「一緒に部屋に入ることを許してくれただけでも嬉しいよ。それじゃ部屋を選んで、入ろっか」

ラブホテルに初めて訪れた私は、ラブホテルの入り方を知らない。
一誠は入り方を知っているみたいだ。それはつまり誰かと一緒に来たことがある…ということになる。

「…慣れてるんだね。部屋の入り方を知ってるってことは」

嫌味をわざと言ってみた。一誠が誰かとラブホテルに入ったことがあると想像してみただけでモヤモヤした。

「慣れてないよ。初めてラブホに来たもん、俺…」

絶対に嘘だと思った。そんなことあるわけがない。一誠ほどのイケメンが…。

「それ本当なの?だってシステムを知ってるみたいだったじゃん」

「それは…その、事前に調べてきたんだよ。知らないとゆりなに格好つかないだろう?」
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