イケメン幼なじみの2人に突然迫られて始まる三角関係(トライアングルラブ)
「そうなんだ…。どんな妄想をしてるの?」

「それはさすがに言えない。いくら手を出さないと宣言しているとは言えども、間違いを起こしかねないから」

一誠にそう言われて、私が下手に一誠を煽って、もし今、ベッドに押し倒されたりしたら、拒める自信がない。
告白されて、私は浮かれている。一誠が私を好きなんだと意識してしまって…。

「それは…困るね。敢えて聞かないでおくね」

変な空気になってしまった。やっぱりここがラブホテルということもあり、いつもより変な気持ちが昂ってしまう。

「そろそろ出よっか。いくら俺でもさすがにずっとここに居たら、変な気起こさない自信はないからね。好きな子と一緒に居るから…」

一誠ももうこの空気に耐えられないみたいだ。私もそろそろ出たいと思っていたので、正直、一誠にそう言ってもらえて助かった。

「そうだね。そろそろ出よっか……」

部屋の出口付近に精算機があったので、精算機の指示に従いながら料金を支払った。今回も一誠が全額支払ってくれた…。

「ありがとう。全額払ってくれて…」

「気にすんな。今日は俺が無理矢理、ここに連れてきたんだから。それに俺の方が年上だし、男だから、好きな子の前ではかっこつけたいんだよ」

悟も同じことを言っていた。改めて二人が私のことを好きなんだと実感することができた。

「それなら気にしないでおくね。でもありがとう…」

「どういたしまして。それじゃこのままご飯でも食べに行くか」

このまま解散するのは、さすがに次に会った時に気まずいので、まだ一緒に居たいと思った。
< 85 / 96 >

この作品をシェア

pagetop