【激辛ヒューマンドラマ】ぼくだけの聖母(マム)
第10話
時は、7月9日の朝6時55分頃であった。

またところ変わって、今治市内にある温大《はると》が暮らしていた家にて…

家の中には誰もいなかった。

はじめとあすなと亜衣子《あいこ》は、亜衣子《あいこ》の幼なじみくんが運転する自動車に乗って愛大病院へ行った。

久義と久伸は、多香子の実家へ行った。

朝ごはんは、多香子の実家で食べていた。

朝ごはんを食べたあと、久義と久伸は転校先の小学校へ行く予定である。

大雅《ひろまさ》と慶斗《けいと》は、大学の仲間たちと遊び続けていたので帰宅していなかった。

多香子は、イワマツグループのA班のメンバーたちと一緒に松山市に滞在していたので家に不在であった。

温大《はると》は、家に入ったあと部屋にのこっているものを取り出す作業を始めた。

…………………………

時は、朝7時55分頃であった。

温大《はると》は、特大スーツケースを持って家から出たあと歩いて職場へ向かった。

…………………………

時は、朝9時頃であった。

またところ変わって、ハラプレックスの事務所《オフィス》にて…

従業員さんたちがお仕事を始めた時だった。

課長は、温大《はると》に対して声をかけた。

「園水《そのみ》さん。」
「はい。」
「そのままでいいから聞いてくれるかな?」
「はい。」
「すごくもうしわけない話だけど、園水《そのみ》さんが使っているデスクをほかの人にゆずってくれるかな?」
「それはどう言うことでしょうか?」
「ちょっと…ある人から『うちの子を一から鍛えなおしてください』と頼まれたのだよ〜」
「要は、私に対して会社をやめろと言うことですね。」
「やめろとは言うてないよ…園水《そのみ》さんの行き先は…」

温大《はると》は、(スーツの)ジャケットの内ポケットに入れていた辞表を出したあと課長につき出した。

課長は、おどろいた表情で『辞表』と言うたあと温大《はると》に言うた。

「園水《そのみ》さん、私は『クビ』とは言うてないのだよ…つづきがあるのだよ〜」
「課長、一身上の都合でハラプレックスをやめます…理由は、待遇面に不満があります…ただそれだけです。」
「園水《そのみ》さん、話のつづきを聞いて下さい!!」
「聞きたくありません。」
「どうして拒否するのだよ!!話のつづきがあるのだよ!!」
「課長、あんたは私に対して『クビ』と言いましたね…それなのに『つづきがあるのだよ〜』と言うのはどう言うことでしょうか?」
「それはだな…」

(ドカッ!!)

この時であった。

女性事務員が課長に対して右足でけとばした。

「痛い!!」

女性事務員は、ものすごく怒った声で課長に言いながらショメンをつき出した。

「課長、これに判ついてください!!」
「えっ?」
「総務の和田山さんが出産するために産休を取ることになったので、産休の申請書に判をつけと言ってるのよ!!」
「困るよ…会社は人手《ひと》が足りないのだよ…」

(ガーン!!)

思い切りブチ切れた女性事務員は、ハイヒールの後ろの部分を使って課長の足を踏みつけた。

「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

課長は、叫び声をあげた。

女性事務員は、ものすごく怒った声で言うた。

「人手《ひと》が足りない原因を作ったのは課長にあるのよ!!」
「本当に人手《ひと》が足りないのだよ〜」
「やかましいクソバカ!!」

(ドカッ!!)

思い切りブチ切れた女性事務員は、両手で課長を突き飛ばした。

突き飛ばされた課長は、その場に倒れた。

思い切りブチ切れた女性事務員は、課長に対して殴るけるの暴行を加えた。

このあと、数人の女性事務員たちがデスクから立ち上がったあと課長の元へ向かった。

数人の女性事務員たちは、課長に対して殴るけるの暴行を加えた。

その間に温大《はると》はデスクの整理を進めた。

時は、午前11時半頃であった。

温大《はると》は、特大スーツケースを持って職場から出たあと歩いて喜田村のバス停へ向かった。

…………………………

(ガシャーン!!ガシャーン!!ガシャーン!!)

さて、その頃であった。

またところ変わって、温大《はると》が暮らしていた家にて…

家の前に高田引っ越しセンターのトラック2台が停まっていた。

家の中では、久義一家の荷物を入れる作業が行われていた。

作業員たちは、友汰《ゆうた》と京子が使っていた部屋にある物と倫也《ともや》の部屋にあるものを粉々に壊したあとすてる作業をしていた。

友汰《ゆうた》の家族たちが使っていたものは、粉々に壊されたあと廃棄物と処理された。

久義一家の物を部屋に入れる作業は、それから1時間半後に行われた。

……………………………

その頃であった。

海空《みく》は、松山市役所《シヤクショ》の窓口にリコン届を提出した。

二人の今後のことについては、話し合いをしないことにした。

海空《みく》は、サイコンする気はないと言うたが温大《はると》が大好きになったのでサイコンすることを決めた。

温大《はると》の気持ちは、海空《みく》のことは大好きだが結婚したいと言う気持ちはなかった。

二人は、すごくあいまいな気持ちでお付き合いをつづけることになった。

……………………………
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