【激辛ヒューマンドラマ】ぼくだけの聖母(マム)
第16話
時は、夜8時半頃であった。
またところ変わって、伊予市尾崎(五色姫海浜公園の近辺)にある海空《みく》の家にて…
グレーのTシャツと濃いネイビーのボブソンのジーンズ姿の海空《みく》は、ハンドバッグと食品がぎっしりと詰まっているマルヨシセンター(スーパー)のロゴ入りのレジ袋を持って帰宅した。
海空《みく》は、ものすごくつかれた表情を浮かべながらつぶやいた。
はあ〜
きょうもつかれたわ…
……………………………
ところ変わって、家の大広間にて…
テーブルの上には、サントリータコハイプレーンサワーの350ミリリットル缶の6個パックと枝豆と冷ややっこが置かれていた。
黒のブリーフ1枚の温大《はると》は、350ミリリットル缶のタコハイプレーンサワーをのんでいた。
そこへ、ハンドバッグとレジ袋を持って帰宅した海空《みく》が大広間に入った。
海空《みく》は、つかれた表情で温大《はると》を呼んだ。
「ただいま〜」
「聖母《マム》、おかえりなさい。」
温大《はると》は、紙のケースに入っている350ミリリットル缶のタコハイプレーンサワーを取り出したあと海空《みく》に差し出した。
「のむ?」
「ちょうだい。」
温大《はると》は、海空《みく》に350ミリリットル缶のタコハイプレーンサワーを渡した。
その後、海空《みく》はレジ袋の中から赤トロ(まぐろ)とイカのお造り(刺し身)が盛られている入れ物を取り出したあと温大《はると》に声をかけた。
「まぐろとイカのお刺し身を買ってきたわよ。」
「ありがとう。」
「今、用意するわね。」
海空《みく》は、入れ物を包んでいるビニール袋をあけたあと赤トロとイカのお造りに刺し身じょうゆをかけた。
温大《はると》は、イカの刺し身をはしでつまんだあと口の中に入れてもぐもぐとかんでいた。
(プシュ…シュワシュワシュワシュワシュワシュワシュワシュワ…ゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴク…)
海空《みく》は、350ミリリットル缶のタコハイプレーンサワーのフタをあけた。
フタがあいたあと、炭酸がぬける音が響いた。
海空《みく》は、タコハイプレーンサワーをゴクゴクと音をたてながら半分のんだ。
………………………………
海空《みく》は、大きくため息をついたあと怒った声で言うた。
「なにがセンスアップセミナーよ…特別講師を務めるカリスマ結婚相談員は、困っている人に対して上から目線でえらそうに言う人よ…ふざけてるわよ!!」
海空《みく》が言うた言葉に対して、温大《はると》が声をかけた。
「センスアップセミナーってなに?」
海空《みく》は、タコハイプレーンサワーを一気にのみほしたあとケースの中に入っている350ミリリットル缶を取り出した。
(プシュ…シュワシュワシュワシュワシュワシュワ…)
フタがひらいたあと炭酸がはじける音が響いた。
その後、タコハイプレーンサワーをひとくちのんだ。
…のあいだに、海空《みく》は温大《はると》に対してこう言うた。
「愛媛県《けん》の結婚支援センターが主宰のコンカツイベントよ…まあちゃん(パートナーさん)は『すてきなお相手にえらばれる自分になりたい』から『センスアップセミナー』に参加すると言うたけど…ズレてるわよ!!」
「なんとも…言えない。」
海空《みく》は、レジ袋の中に入っていたカルビーポテトチップスのコンソメパンチの中袋を取り出したあと開封した。
温大《はると》は、開封された袋の中からポテトチップスを1枚取り出した〜バリバリと音をたてながら食べた。
その間、ふたりはこんな会話をかわした。
「センスアップセミナーを受けたからえらばれる自分になれるわけないわよ…それが分かっているのに…セミナーを受けていた人たちはかんちがいしているのよ!!」
「かんちがいしている?」
「そうよ!!」
海空《みく》は、大きなお皿に盛られている枝豆をつまみながら温大《はると》に声をかけた。
「温大《はると》。」
「なあに?」
「温大《はると》のきょうだいたちで既婚者はいるの?」
「久義《おとうと》ひとりだけ。」
「久義《おとうと》ひとりの嫁さんは働いているの?それとも専業主婦?」
「夫婦共稼ぎ…」
「子供さんは?」
「久伸《おい》ひとりだけ。」
温大《はると》は、タコハイプレーンサワーをひとくちのんだあと海空《みく》に声をかけた。
「友汰《うえのクソバカ》と嫂《ダメあね》は…互いに好きな人ができた…その後、リコン…互いの好きな人とジョーハツした…友汰《うえのクソバカ》は、ヤクザ連中と揉め事を起こした末にドラム缶に押し込められてコンクリ詰めにされた〜海へ突き落とされた。」
「その…嫂《ダメあね》はどこにいるのよ。」
「知らない…嫂《ダメあね》とカレシはどこかで心中したと思う…嫂《ダメあね》の実家《いえ》の親たちは、嫂《ダメあね》をとっくにカンドーしたと聞いた。」
「双方の実家に見捨てられたのね。」
「ああ。」
「もうやめよう…こんな話。」
海空《みく》は、タコハイプレーンサワーを一気にのみほしたあと温大《はると》に声をかけた。
「ウーバー(イーツ)で何か頼みましょう…何食べる?」
「八幡浜ちゃんぽんが食べたい。」
「八幡浜ちゃんぽんを頼むね。」
このあと、海空《みく》はグーグルピクセル9の電源をつけたあとウーバーイーツ(アプリ)をひらいた。
………………………
時は、深夜11時半頃であった。
またところ変わって、JR大西駅のすぐ近くにある公園にて…
公園の中に設置されているレンタルのニッケンのトイレの中に京子の初恋のカレシと人妻風の女が入っていた。
ふたりとも全裸になっていた。
ふたりは、よりし烈な叫び声をあげながら愛を求めていた。
「ああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
「(女)、(女)。」
「(京子のカレシ)。」
「後悔しない?」
「後悔しない。」
「オレも後悔していない。」
「ほしい…ほしい…もっとほしい。」
「ああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
「イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
ふたりは、よりし烈な叫び声をあげながら愛を求め続けた。
それから1分後であった。
ふたりは、個室トイレの中で力尽きた。
その後、ふたりがどうなったかは知らない…
京子は、この時点でカレシに捨てられたと同時にひとりぼっちになった。
……………………………
またところ変わって、伊予市尾崎(五色姫海浜公園の近辺)にある海空《みく》の家にて…
グレーのTシャツと濃いネイビーのボブソンのジーンズ姿の海空《みく》は、ハンドバッグと食品がぎっしりと詰まっているマルヨシセンター(スーパー)のロゴ入りのレジ袋を持って帰宅した。
海空《みく》は、ものすごくつかれた表情を浮かべながらつぶやいた。
はあ〜
きょうもつかれたわ…
……………………………
ところ変わって、家の大広間にて…
テーブルの上には、サントリータコハイプレーンサワーの350ミリリットル缶の6個パックと枝豆と冷ややっこが置かれていた。
黒のブリーフ1枚の温大《はると》は、350ミリリットル缶のタコハイプレーンサワーをのんでいた。
そこへ、ハンドバッグとレジ袋を持って帰宅した海空《みく》が大広間に入った。
海空《みく》は、つかれた表情で温大《はると》を呼んだ。
「ただいま〜」
「聖母《マム》、おかえりなさい。」
温大《はると》は、紙のケースに入っている350ミリリットル缶のタコハイプレーンサワーを取り出したあと海空《みく》に差し出した。
「のむ?」
「ちょうだい。」
温大《はると》は、海空《みく》に350ミリリットル缶のタコハイプレーンサワーを渡した。
その後、海空《みく》はレジ袋の中から赤トロ(まぐろ)とイカのお造り(刺し身)が盛られている入れ物を取り出したあと温大《はると》に声をかけた。
「まぐろとイカのお刺し身を買ってきたわよ。」
「ありがとう。」
「今、用意するわね。」
海空《みく》は、入れ物を包んでいるビニール袋をあけたあと赤トロとイカのお造りに刺し身じょうゆをかけた。
温大《はると》は、イカの刺し身をはしでつまんだあと口の中に入れてもぐもぐとかんでいた。
(プシュ…シュワシュワシュワシュワシュワシュワシュワシュワ…ゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴク…)
海空《みく》は、350ミリリットル缶のタコハイプレーンサワーのフタをあけた。
フタがあいたあと、炭酸がぬける音が響いた。
海空《みく》は、タコハイプレーンサワーをゴクゴクと音をたてながら半分のんだ。
………………………………
海空《みく》は、大きくため息をついたあと怒った声で言うた。
「なにがセンスアップセミナーよ…特別講師を務めるカリスマ結婚相談員は、困っている人に対して上から目線でえらそうに言う人よ…ふざけてるわよ!!」
海空《みく》が言うた言葉に対して、温大《はると》が声をかけた。
「センスアップセミナーってなに?」
海空《みく》は、タコハイプレーンサワーを一気にのみほしたあとケースの中に入っている350ミリリットル缶を取り出した。
(プシュ…シュワシュワシュワシュワシュワシュワ…)
フタがひらいたあと炭酸がはじける音が響いた。
その後、タコハイプレーンサワーをひとくちのんだ。
…のあいだに、海空《みく》は温大《はると》に対してこう言うた。
「愛媛県《けん》の結婚支援センターが主宰のコンカツイベントよ…まあちゃん(パートナーさん)は『すてきなお相手にえらばれる自分になりたい』から『センスアップセミナー』に参加すると言うたけど…ズレてるわよ!!」
「なんとも…言えない。」
海空《みく》は、レジ袋の中に入っていたカルビーポテトチップスのコンソメパンチの中袋を取り出したあと開封した。
温大《はると》は、開封された袋の中からポテトチップスを1枚取り出した〜バリバリと音をたてながら食べた。
その間、ふたりはこんな会話をかわした。
「センスアップセミナーを受けたからえらばれる自分になれるわけないわよ…それが分かっているのに…セミナーを受けていた人たちはかんちがいしているのよ!!」
「かんちがいしている?」
「そうよ!!」
海空《みく》は、大きなお皿に盛られている枝豆をつまみながら温大《はると》に声をかけた。
「温大《はると》。」
「なあに?」
「温大《はると》のきょうだいたちで既婚者はいるの?」
「久義《おとうと》ひとりだけ。」
「久義《おとうと》ひとりの嫁さんは働いているの?それとも専業主婦?」
「夫婦共稼ぎ…」
「子供さんは?」
「久伸《おい》ひとりだけ。」
温大《はると》は、タコハイプレーンサワーをひとくちのんだあと海空《みく》に声をかけた。
「友汰《うえのクソバカ》と嫂《ダメあね》は…互いに好きな人ができた…その後、リコン…互いの好きな人とジョーハツした…友汰《うえのクソバカ》は、ヤクザ連中と揉め事を起こした末にドラム缶に押し込められてコンクリ詰めにされた〜海へ突き落とされた。」
「その…嫂《ダメあね》はどこにいるのよ。」
「知らない…嫂《ダメあね》とカレシはどこかで心中したと思う…嫂《ダメあね》の実家《いえ》の親たちは、嫂《ダメあね》をとっくにカンドーしたと聞いた。」
「双方の実家に見捨てられたのね。」
「ああ。」
「もうやめよう…こんな話。」
海空《みく》は、タコハイプレーンサワーを一気にのみほしたあと温大《はると》に声をかけた。
「ウーバー(イーツ)で何か頼みましょう…何食べる?」
「八幡浜ちゃんぽんが食べたい。」
「八幡浜ちゃんぽんを頼むね。」
このあと、海空《みく》はグーグルピクセル9の電源をつけたあとウーバーイーツ(アプリ)をひらいた。
………………………
時は、深夜11時半頃であった。
またところ変わって、JR大西駅のすぐ近くにある公園にて…
公園の中に設置されているレンタルのニッケンのトイレの中に京子の初恋のカレシと人妻風の女が入っていた。
ふたりとも全裸になっていた。
ふたりは、よりし烈な叫び声をあげながら愛を求めていた。
「ああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
「(女)、(女)。」
「(京子のカレシ)。」
「後悔しない?」
「後悔しない。」
「オレも後悔していない。」
「ほしい…ほしい…もっとほしい。」
「ああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
「イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
ふたりは、よりし烈な叫び声をあげながら愛を求め続けた。
それから1分後であった。
ふたりは、個室トイレの中で力尽きた。
その後、ふたりがどうなったかは知らない…
京子は、この時点でカレシに捨てられたと同時にひとりぼっちになった。
……………………………