【激辛ヒューマンドラマ】ぼくだけの聖母(マム)
第2話
(ブロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ…)
時は、夕方4時40分頃であった。
ところ変わって、今治市末広町の大通りにあるバス停にて…
末広通りのバス停に港大橋から北高下を通って旧国道へ向かうせとうちバスが到着した。
温大《はると》は、いよてつ松山市駅のバスターミナルで海空《みく》と別れたあと今治桟橋行きの特急バスに乗った。
今治駅で特急バスを降りたあと、唐子台・桜井団地循環線のバスに乗り継いだ。
温大《はると》は、バスから降りたあと足早に家へ向かった。
…………………………
またところ変わって、今治市松本町《しないまつもとちょう》にある特大和風建築の家にて…
温大《はると》は、ものすごくつかれた表情で帰宅した。
ものすごくつかれた表情を浮かべている温大《はると》は『居たくないこの家になんで帰らなきゃいかんのだ!!』とつぶやいた。
……………………………
またところ変わって、家の台所にて…
家の台所に温大《はると》の母・あすなと妹・亜衣子《あいこ》(36歳・家事手伝い)がいた。
あすなと亜衣子《あいこ》は、ひとことも言わずに晩ごはんを作る準備をしていた。
そこへ、温大《はると》がひょっこりと帰宅した。
ものすごくイヤな表情を浮かべている温大《はると》は、あすなに『ただいま〜』と言うた。
あすなは、温大《はると》に対してものすごく怒った声で『あんたはなに考えてるのよ!!』と言うた。
なに考えてるのよ…って…
温大《はると》は、コンワクした表情でつぶやいた。
あすなは、ものすごく怒った声で温大《はると》に言うた。
「温大《はると》!!」
「なんだよ〜」
「きのうからきょうの昼にかけて会社の人から電話がひんぱんにかかってきたのよ!!」
「えっ?」
「きのうは勤務日だったのよ!!」
えっ?
きのう(5日)は勤務日だった?
温大《はると》は、きのう(5日)は勤務日であったことは知ってた…
しかし、その日に海空《みく》と会う約束を入れた…
温大《はると》は、会社の人に対して『病院に検査に行きます』と電話をかけた。
この時、会社の人は温大《はると》に対して『温大《はると》さんに任せているお仕事がたくさんあるから来てくれ〜』と言うた。
しかし、温大《はると》は強引に電話を切った。
その後、海空《みく》が待っている伊予市へ行った…
…ということであった。
…………………………
あすなは、温大《はると》に対して怒った声で言うた。
「温大《はると》!!」
「なんだよ〜」
「ごはんを食べたら、おかーさんと大事な話をします!!」
「またかよ〜」
「おかーさんは、温大《はると》がいい子になってほしいから大事な話をしますと言うたのよ!!」
あすなが言うた言葉を聞いた温大《はると》は『うるせえクソバカ!!』と言うたあとあすなに対してこう言うた。
「ふざけるな!!なにが『いい子になってほしい』だ!!あんたはオレになにを望んでいるのだよ!!」
「温大《はると》!!」
「ふざけるな!!あんたはオレをどうしたいのだよ!!40前の男に小うるさく言うな!!」
思い切りブチ切れた温大《はると》は、台所から出る前に『むしゃくしゃしているからマージャンしてくる!!』と吐き捨てた。
その後、再び家から出て行った。
温大《はると》から吐きすてる言葉を言われたあすなは、全身をワナワナと震わせながら怒り狂った。
…………………………
時は、夜7時半頃であった。
またところ変わって、16畳の大広間にて…
テーブルの上にあすなと亜衣子《あいこ》が作った夕食が並んでいた。
きょうの夕食は、白ごはんと具だくさんのみそ汁と煮魚と野菜サラダとひじきときんぴらであった。
テーブルの周りにあすなと亜衣子《あいこ》と温大《はると》の父・はじめと兄・友汰《ゆうた》(54歳・管理職)の妻・京子(46歳・パート)と京子の連れ子の長男・倫也《ともや》(高校生くらい)と長女・ことみ(高1)と次男・あさや(小4)と次女・ののか(小1)と温大《はると》の弟・大雅《ひろまさ》(26歳・大学生)と慶斗《けいと》(24歳・大学生)の10人が集まっていた。
温大《はると》は、この時間マージャン屋にいたので食卓にいなかった。
友汰《ゆうた》は、仕事上の関係で帰宅が遅くなる…ということで食卓にいなかった。
食卓にどす黒くよどんだ空気が漂っていた。
……………………………
そんな中であった。
はじめは、あすなに対してものすごくあつかましい口調で言うた。
「あすな!!」
「あなた。」
「また温大《はると》がブチ切れたようだな!!」
「そうだけど…」
(バーン!!)
思い切りブチ切れたはじめは、両手でテーブルをバーンと叩きながらあすなを怒鳴りつけた。
「オラオドレ!!」
「あなた!!なんで急に怒るのよ!?」
「温大《はると》は何歳《いくつ》だと思っているのだ!!」
「温大《はると》は39歳よ!!」
「だったら小うるさいことを言うな!!」
「アタシは温大《はると》がいい子になってほしいからと思って言うたのよ!!」
「だまれ!!」
(パチーン!!パチーン!!パチーン!!)
思い切りブチ切れたはじめは、平手打ちであすなの顔を激しくたたいた。
あすなは、ものすごく怒った声で言うた。
「何すんのよ!!」
「オドレがテイシュに口答えしたからたたいた!!」
「うるさいわねろくでなし!!」
「何だと!!」
(バーン!!)
思い切りブチ切れた京子は、平手打ちでテーブルをたたいたあとはじめとあすなを怒鳴りつけた。
「ふたりともいいかげんにしてよ!!子どもたちがいる前でガーガーガーガーとおらばないで(叫ばないで)よ!!」
あすなは、ものすごく怒った声で京子に言うた。
「だまりなさい!!嫁のブンザイで姑に口答えしないでよ!!」
「うるさいクソババア!!」
「口をつつしみなさい!!」
「ふざけるなオラ!!」
この時、あすなの向かいに座っていた慶斗《けいと》があすなに対して小皿を投げつけたあと怒鳴り声をあげた。
「さっきから聞いていたらなんだよ!!ふざけるな!!」
(パチーン!!パチーン!!パチーン!!)
思い切りブチ切れた慶斗《けいと》は、はじめとあすなを平手打ちで激しくたたいたあとこう言うた。
「ふざけるな!!なにが『愛されるため』に必要なものはどーのこーのだ!!…あんたらが小うるさく言うたことが原因で好きなカノジョができなくなったのが分からないのか!!」
慶斗《けいと》が言うた言葉を聞いた大雅《ひろまさ》は『そのとおりだ!!』と言うたあとあすなに対して怒鳴り声をあげた。
「あんたが言うた『愛されるために必要なこと』はなんだよ!!…温大《はると》にいさんとオレと慶斗《けいと》にカノジョを作るなと言いたいのか!!」
「ふざけるな!!」
思い切りブチ切れた大雅《ひろまさ》と慶斗《けいと》は、食卓から出たあと部屋に閉じこもってしまった。
京子は、4人の子どもたちに対して『おかーさん方のおじいちゃんとおばあちゃんの家に行くわよ!!』と言うたあと食卓から出て行った。
京子と4人の子どもたちは、晩ごはんを食べるために家から歩いて50歩先にある京子の実家へ行った。
あすなは、キーッと怒り狂いながら食卓から出たあと部屋に閉じこもった。
このあと、はじめは過度に優しい声で亜衣子《あいこ》に言うた。
「亜衣子《あいこ》…亜衣子《あいこ》。」
亜衣子《あいこ》は、はじめに対してものすごくめんどくさい声で『何よ〜』と言うた。
はじめは、過度に優しい声で亜衣子《あいこ》に言うた。
「亜衣子《あいこ》…(勤労青少年)ホームは楽しいか?」
「なんでそんなことを聞くのよ!!」
「おとーさんは、亜衣子《あいこ》が(勤労青少年)ホームで(働く)仲間たちと仲良くできているかな…と聞いているのだよ〜」
「うるさい!!」
「なんでそんなに怒るのだよ〜」
「あんたが結婚相手《すてきなおあいて》が見つかるよと言うたから仕方なく入ったのよ!!だけど、アタシの身の丈に合う人がいないのよ!!」
「わしは、(勤労青少年)ホームで結婚相手を見つけた人の話を聞いて…」
「うるさい!!(勤労青少年)ホームに行くのはイヤになったのよ!!」
「それじゃあどうしたいのだよ〜」
この時であった。
(ジリリリリリリン!!ジリリリリリリン!!ジリリリリリリン!!ジリリリリリリン!!)
大広間に置かれているうぐいす色のプッシュホンからけたたましいベルが鳴り響いた。
思い切りブチ切れた亜衣子《あいこ》は、受話器をあげたあと話をした。
「もしもし、園水《そのみ》でございます…どちらへ電話をおかけしているのですか?…うるさい!!」
(ガチャン!!)
思い切りブチ切れた亜衣子《あいこ》は、電話をガチャンと切ったあとはじめに詰め寄った。
「亜衣子《あいこ》、どうしたのだよ?」
(ガーン!!)
思い切りブチ切れた亜衣子《あいこ》は、右足ではじめをけとばしながら『ケダモノ!!フケツ!!』と言うた。
(ガラガラガラガラガラガラガシャーン!!)
その後、亜衣子《あいこ》はテーブルをひっくり返した。
あすなと亜衣子《あいこ》が作った夕食がこなごなに壊れた。
その後、亜衣子《あいこ》は食卓から出て行った。
…………………………
家にかかってきた電話は、はじめが通っているキャバクラのホステスからであった。
はじめが家族に隠れてキャバクラに通っていたことがバレたことが原因ではじめは家族たちからの信頼をなくした。
………………………
さらにその上に、新たなもめ事が発生した。
…………………………
時は、深夜11時50分頃であった。
この時、友汰《ゆうた》が帰宅した。
友汰《ゆうた》は、許容範囲の3〜5倍に相当する量の酒をのんでいたので激メイテイ状態であった。
友汰《ゆうた》は、ヨレヨレの状態で歩きながら家の敷地に入った。
この時友汰《ゆうた》が入った家が向かいの住民の家であることに気がついていなかった。
その上に、玄関のドアが施錠されていなかった。
「ただいま〜」
「ギャー!!だれか来て!!」
女性の叫び声を聞いた亜衣子《あいこ》は、大急ぎで家から出た。
その後、亜衣子《あいこ》が向かいの家の住民にお詫びをした〜友汰《ゆうた》を引き取った。
それからまた10分後であった。
ところ変わって、家の大広間にて…
激メイテイ状態の友汰《ゆうた》は、座布団の上に座っていた。
亜衣子《あいこ》は、ものすごく困った表情を浮かべながらタンブラーに入っている冷水を持ってきた。
激メイテイ状態の友汰《ゆうた》は、怒った声で亜衣子《あいこ》に言うた。
「オラ!!京子と子どもたちはどこへ行った!!京子と子どもたちはどこへ行ったと聞いてるのだよ!!」
亜衣子《あいこ》は、ものすごく気が狂いそうな声で友汰《ゆうた》に言うた。
「うるさいわねクソバカ!!」
「何だとオラ!!」
「またお向かいの家に対してメーワクをかけたわね!!」
「だまれオラ!!」
「お兄ちゃん!!」
「なんやオドレ!!」
「お兄ちゃんがお酒をたくさんのんでいることが原因で私たち家族がどんな思いをしていると思っているのよ!!」
「だまれ!!オレは今…すごくつらい気持ちに置かれているのだぞ!!…ことみとあさやとののかは『ガッコーが楽しい』『おともだちに会えるからうれしい』…と言うて希望に満ちあふれている…それなのに…倫也《ともや》は私立高校《コーコー》に行ってない…せっかくはいることができた私立高校《コーコー》だからやめるなと言うたのに言うことを聞かない…倫也《ともや》が希望に満ちあふれた表情でコーコーへ通う姿が見たい…倫也《ともや》がおともだちと楽しい時間を過ごしている姿が見たい…倫也《ともや》はどうしてコーコーへ行かないのだ!!コーコーへ行けと言うてるのに言うことを聞かない!!クソアホンダラ!!」
この時であった。
(ガツーン!!)
思い切りブチ切れた倫也《ともや》がかたい棒で友汰《ゆうた》の背中を殴りつけた。
「ああああああああああああああ!!」
友汰《ゆうた》を殴りつけた倫也《ともや》は、ものすごく怒った声で言うた。
「オドレクソバカ!!ふざけるな!!」
亜衣子《あいこ》は、泣き叫ぶ声で言うた。
「倫也《ともや》さんやめて!!お父さまにあやまってください!!」
「だまれオラ!!」
(ガツーン!!)
思い切りブチ切れた倫也《ともや》は、グーで亜衣子《あいこ》の顔を殴りつけた。
「ふざけるな!!なにが『希望に満ちあふれた表情でコーコーへ行け』だ!!あんたの夢はその程度か!?…なんとか言えよ!!」
「やめてくれ!!」
思い切りブチ切れた倫也《ともや》は、友汰《ゆうた》を外へ引きずり出した。
その後、倫也《ともや》は友汰《ゆうた》をボコボコに殴りつけた。
亜衣子《あいこ》は、その場にしゃがみこんだあとぐすんぐすんと泣き出した。
……………………………
時は、夕方4時40分頃であった。
ところ変わって、今治市末広町の大通りにあるバス停にて…
末広通りのバス停に港大橋から北高下を通って旧国道へ向かうせとうちバスが到着した。
温大《はると》は、いよてつ松山市駅のバスターミナルで海空《みく》と別れたあと今治桟橋行きの特急バスに乗った。
今治駅で特急バスを降りたあと、唐子台・桜井団地循環線のバスに乗り継いだ。
温大《はると》は、バスから降りたあと足早に家へ向かった。
…………………………
またところ変わって、今治市松本町《しないまつもとちょう》にある特大和風建築の家にて…
温大《はると》は、ものすごくつかれた表情で帰宅した。
ものすごくつかれた表情を浮かべている温大《はると》は『居たくないこの家になんで帰らなきゃいかんのだ!!』とつぶやいた。
……………………………
またところ変わって、家の台所にて…
家の台所に温大《はると》の母・あすなと妹・亜衣子《あいこ》(36歳・家事手伝い)がいた。
あすなと亜衣子《あいこ》は、ひとことも言わずに晩ごはんを作る準備をしていた。
そこへ、温大《はると》がひょっこりと帰宅した。
ものすごくイヤな表情を浮かべている温大《はると》は、あすなに『ただいま〜』と言うた。
あすなは、温大《はると》に対してものすごく怒った声で『あんたはなに考えてるのよ!!』と言うた。
なに考えてるのよ…って…
温大《はると》は、コンワクした表情でつぶやいた。
あすなは、ものすごく怒った声で温大《はると》に言うた。
「温大《はると》!!」
「なんだよ〜」
「きのうからきょうの昼にかけて会社の人から電話がひんぱんにかかってきたのよ!!」
「えっ?」
「きのうは勤務日だったのよ!!」
えっ?
きのう(5日)は勤務日だった?
温大《はると》は、きのう(5日)は勤務日であったことは知ってた…
しかし、その日に海空《みく》と会う約束を入れた…
温大《はると》は、会社の人に対して『病院に検査に行きます』と電話をかけた。
この時、会社の人は温大《はると》に対して『温大《はると》さんに任せているお仕事がたくさんあるから来てくれ〜』と言うた。
しかし、温大《はると》は強引に電話を切った。
その後、海空《みく》が待っている伊予市へ行った…
…ということであった。
…………………………
あすなは、温大《はると》に対して怒った声で言うた。
「温大《はると》!!」
「なんだよ〜」
「ごはんを食べたら、おかーさんと大事な話をします!!」
「またかよ〜」
「おかーさんは、温大《はると》がいい子になってほしいから大事な話をしますと言うたのよ!!」
あすなが言うた言葉を聞いた温大《はると》は『うるせえクソバカ!!』と言うたあとあすなに対してこう言うた。
「ふざけるな!!なにが『いい子になってほしい』だ!!あんたはオレになにを望んでいるのだよ!!」
「温大《はると》!!」
「ふざけるな!!あんたはオレをどうしたいのだよ!!40前の男に小うるさく言うな!!」
思い切りブチ切れた温大《はると》は、台所から出る前に『むしゃくしゃしているからマージャンしてくる!!』と吐き捨てた。
その後、再び家から出て行った。
温大《はると》から吐きすてる言葉を言われたあすなは、全身をワナワナと震わせながら怒り狂った。
…………………………
時は、夜7時半頃であった。
またところ変わって、16畳の大広間にて…
テーブルの上にあすなと亜衣子《あいこ》が作った夕食が並んでいた。
きょうの夕食は、白ごはんと具だくさんのみそ汁と煮魚と野菜サラダとひじきときんぴらであった。
テーブルの周りにあすなと亜衣子《あいこ》と温大《はると》の父・はじめと兄・友汰《ゆうた》(54歳・管理職)の妻・京子(46歳・パート)と京子の連れ子の長男・倫也《ともや》(高校生くらい)と長女・ことみ(高1)と次男・あさや(小4)と次女・ののか(小1)と温大《はると》の弟・大雅《ひろまさ》(26歳・大学生)と慶斗《けいと》(24歳・大学生)の10人が集まっていた。
温大《はると》は、この時間マージャン屋にいたので食卓にいなかった。
友汰《ゆうた》は、仕事上の関係で帰宅が遅くなる…ということで食卓にいなかった。
食卓にどす黒くよどんだ空気が漂っていた。
……………………………
そんな中であった。
はじめは、あすなに対してものすごくあつかましい口調で言うた。
「あすな!!」
「あなた。」
「また温大《はると》がブチ切れたようだな!!」
「そうだけど…」
(バーン!!)
思い切りブチ切れたはじめは、両手でテーブルをバーンと叩きながらあすなを怒鳴りつけた。
「オラオドレ!!」
「あなた!!なんで急に怒るのよ!?」
「温大《はると》は何歳《いくつ》だと思っているのだ!!」
「温大《はると》は39歳よ!!」
「だったら小うるさいことを言うな!!」
「アタシは温大《はると》がいい子になってほしいからと思って言うたのよ!!」
「だまれ!!」
(パチーン!!パチーン!!パチーン!!)
思い切りブチ切れたはじめは、平手打ちであすなの顔を激しくたたいた。
あすなは、ものすごく怒った声で言うた。
「何すんのよ!!」
「オドレがテイシュに口答えしたからたたいた!!」
「うるさいわねろくでなし!!」
「何だと!!」
(バーン!!)
思い切りブチ切れた京子は、平手打ちでテーブルをたたいたあとはじめとあすなを怒鳴りつけた。
「ふたりともいいかげんにしてよ!!子どもたちがいる前でガーガーガーガーとおらばないで(叫ばないで)よ!!」
あすなは、ものすごく怒った声で京子に言うた。
「だまりなさい!!嫁のブンザイで姑に口答えしないでよ!!」
「うるさいクソババア!!」
「口をつつしみなさい!!」
「ふざけるなオラ!!」
この時、あすなの向かいに座っていた慶斗《けいと》があすなに対して小皿を投げつけたあと怒鳴り声をあげた。
「さっきから聞いていたらなんだよ!!ふざけるな!!」
(パチーン!!パチーン!!パチーン!!)
思い切りブチ切れた慶斗《けいと》は、はじめとあすなを平手打ちで激しくたたいたあとこう言うた。
「ふざけるな!!なにが『愛されるため』に必要なものはどーのこーのだ!!…あんたらが小うるさく言うたことが原因で好きなカノジョができなくなったのが分からないのか!!」
慶斗《けいと》が言うた言葉を聞いた大雅《ひろまさ》は『そのとおりだ!!』と言うたあとあすなに対して怒鳴り声をあげた。
「あんたが言うた『愛されるために必要なこと』はなんだよ!!…温大《はると》にいさんとオレと慶斗《けいと》にカノジョを作るなと言いたいのか!!」
「ふざけるな!!」
思い切りブチ切れた大雅《ひろまさ》と慶斗《けいと》は、食卓から出たあと部屋に閉じこもってしまった。
京子は、4人の子どもたちに対して『おかーさん方のおじいちゃんとおばあちゃんの家に行くわよ!!』と言うたあと食卓から出て行った。
京子と4人の子どもたちは、晩ごはんを食べるために家から歩いて50歩先にある京子の実家へ行った。
あすなは、キーッと怒り狂いながら食卓から出たあと部屋に閉じこもった。
このあと、はじめは過度に優しい声で亜衣子《あいこ》に言うた。
「亜衣子《あいこ》…亜衣子《あいこ》。」
亜衣子《あいこ》は、はじめに対してものすごくめんどくさい声で『何よ〜』と言うた。
はじめは、過度に優しい声で亜衣子《あいこ》に言うた。
「亜衣子《あいこ》…(勤労青少年)ホームは楽しいか?」
「なんでそんなことを聞くのよ!!」
「おとーさんは、亜衣子《あいこ》が(勤労青少年)ホームで(働く)仲間たちと仲良くできているかな…と聞いているのだよ〜」
「うるさい!!」
「なんでそんなに怒るのだよ〜」
「あんたが結婚相手《すてきなおあいて》が見つかるよと言うたから仕方なく入ったのよ!!だけど、アタシの身の丈に合う人がいないのよ!!」
「わしは、(勤労青少年)ホームで結婚相手を見つけた人の話を聞いて…」
「うるさい!!(勤労青少年)ホームに行くのはイヤになったのよ!!」
「それじゃあどうしたいのだよ〜」
この時であった。
(ジリリリリリリン!!ジリリリリリリン!!ジリリリリリリン!!ジリリリリリリン!!)
大広間に置かれているうぐいす色のプッシュホンからけたたましいベルが鳴り響いた。
思い切りブチ切れた亜衣子《あいこ》は、受話器をあげたあと話をした。
「もしもし、園水《そのみ》でございます…どちらへ電話をおかけしているのですか?…うるさい!!」
(ガチャン!!)
思い切りブチ切れた亜衣子《あいこ》は、電話をガチャンと切ったあとはじめに詰め寄った。
「亜衣子《あいこ》、どうしたのだよ?」
(ガーン!!)
思い切りブチ切れた亜衣子《あいこ》は、右足ではじめをけとばしながら『ケダモノ!!フケツ!!』と言うた。
(ガラガラガラガラガラガラガシャーン!!)
その後、亜衣子《あいこ》はテーブルをひっくり返した。
あすなと亜衣子《あいこ》が作った夕食がこなごなに壊れた。
その後、亜衣子《あいこ》は食卓から出て行った。
…………………………
家にかかってきた電話は、はじめが通っているキャバクラのホステスからであった。
はじめが家族に隠れてキャバクラに通っていたことがバレたことが原因ではじめは家族たちからの信頼をなくした。
………………………
さらにその上に、新たなもめ事が発生した。
…………………………
時は、深夜11時50分頃であった。
この時、友汰《ゆうた》が帰宅した。
友汰《ゆうた》は、許容範囲の3〜5倍に相当する量の酒をのんでいたので激メイテイ状態であった。
友汰《ゆうた》は、ヨレヨレの状態で歩きながら家の敷地に入った。
この時友汰《ゆうた》が入った家が向かいの住民の家であることに気がついていなかった。
その上に、玄関のドアが施錠されていなかった。
「ただいま〜」
「ギャー!!だれか来て!!」
女性の叫び声を聞いた亜衣子《あいこ》は、大急ぎで家から出た。
その後、亜衣子《あいこ》が向かいの家の住民にお詫びをした〜友汰《ゆうた》を引き取った。
それからまた10分後であった。
ところ変わって、家の大広間にて…
激メイテイ状態の友汰《ゆうた》は、座布団の上に座っていた。
亜衣子《あいこ》は、ものすごく困った表情を浮かべながらタンブラーに入っている冷水を持ってきた。
激メイテイ状態の友汰《ゆうた》は、怒った声で亜衣子《あいこ》に言うた。
「オラ!!京子と子どもたちはどこへ行った!!京子と子どもたちはどこへ行ったと聞いてるのだよ!!」
亜衣子《あいこ》は、ものすごく気が狂いそうな声で友汰《ゆうた》に言うた。
「うるさいわねクソバカ!!」
「何だとオラ!!」
「またお向かいの家に対してメーワクをかけたわね!!」
「だまれオラ!!」
「お兄ちゃん!!」
「なんやオドレ!!」
「お兄ちゃんがお酒をたくさんのんでいることが原因で私たち家族がどんな思いをしていると思っているのよ!!」
「だまれ!!オレは今…すごくつらい気持ちに置かれているのだぞ!!…ことみとあさやとののかは『ガッコーが楽しい』『おともだちに会えるからうれしい』…と言うて希望に満ちあふれている…それなのに…倫也《ともや》は私立高校《コーコー》に行ってない…せっかくはいることができた私立高校《コーコー》だからやめるなと言うたのに言うことを聞かない…倫也《ともや》が希望に満ちあふれた表情でコーコーへ通う姿が見たい…倫也《ともや》がおともだちと楽しい時間を過ごしている姿が見たい…倫也《ともや》はどうしてコーコーへ行かないのだ!!コーコーへ行けと言うてるのに言うことを聞かない!!クソアホンダラ!!」
この時であった。
(ガツーン!!)
思い切りブチ切れた倫也《ともや》がかたい棒で友汰《ゆうた》の背中を殴りつけた。
「ああああああああああああああ!!」
友汰《ゆうた》を殴りつけた倫也《ともや》は、ものすごく怒った声で言うた。
「オドレクソバカ!!ふざけるな!!」
亜衣子《あいこ》は、泣き叫ぶ声で言うた。
「倫也《ともや》さんやめて!!お父さまにあやまってください!!」
「だまれオラ!!」
(ガツーン!!)
思い切りブチ切れた倫也《ともや》は、グーで亜衣子《あいこ》の顔を殴りつけた。
「ふざけるな!!なにが『希望に満ちあふれた表情でコーコーへ行け』だ!!あんたの夢はその程度か!?…なんとか言えよ!!」
「やめてくれ!!」
思い切りブチ切れた倫也《ともや》は、友汰《ゆうた》を外へ引きずり出した。
その後、倫也《ともや》は友汰《ゆうた》をボコボコに殴りつけた。
亜衣子《あいこ》は、その場にしゃがみこんだあとぐすんぐすんと泣き出した。
……………………………