凪渡くん、このままじゃ溶けてしまいます【完全版】
「はい、白木にもあげる」

「またくれるの?」

「前もあげたっけ?」

「アメとチョコをくれたよ」

「まぁ、お菓子なんてどんだけ貰っても嬉しいだろ」

仁くんはそう言いながら、席を立って休憩室を出ようとする。

しかし、何故かドアノブを握る直前で動きを止めた。




「なぁ、白木。前に公園で一緒にいたやつ、彼氏?」




その日、初めて仁くんが私を心配する以外で、私に踏み込んだ。

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