凪渡くん、このままじゃ溶けてしまいます【完全版】
「無理だと言ったら?」
「では、日を改めてもう一度お願いに来ますね」
少しだけ口角を上げて、気持ちを落ち着かせたまま笑う。
私のその様子を見て、凪渡くんのお父さんは近くにいた秘書に何かを確認している。
「十分だけだ」
「ありがとうございます」
そのまま凪渡くんのお父さんと共に、パーティー会場から出て別室に向かう。
凪渡くんは何も言わずにただ着いて来てくれていた。
部屋に入ると凪渡くんのお父さんが、壁際に置いてあるソファに腰掛ける。
「で、話とはなんだ。以前は返事すら出来なかったじゃないか」
それは私への呆れ。
だからこそ、背筋がまた一層伸びた気がした。
「では、日を改めてもう一度お願いに来ますね」
少しだけ口角を上げて、気持ちを落ち着かせたまま笑う。
私のその様子を見て、凪渡くんのお父さんは近くにいた秘書に何かを確認している。
「十分だけだ」
「ありがとうございます」
そのまま凪渡くんのお父さんと共に、パーティー会場から出て別室に向かう。
凪渡くんは何も言わずにただ着いて来てくれていた。
部屋に入ると凪渡くんのお父さんが、壁際に置いてあるソファに腰掛ける。
「で、話とはなんだ。以前は返事すら出来なかったじゃないか」
それは私への呆れ。
だからこそ、背筋がまた一層伸びた気がした。