バッドエンド後の死に戻り転生悪役令嬢は、ヤンデレ皇帝の狂愛を受ける 私が救済の歌姫なんて、聞いてませんわ!
「ルリミカ」
「なんですの」
「俺は君と出会ってから10年間、真っ直ぐな愛を全身で伝え続けてきたつもりだ」
「そうですわね」
「しかし、その愛は届かなかった。もう、99回も思いを告げているのに受け入れてもらえないんだ。本来ならば、君の幸せを願って身を引くべきだろう」
ダグラスは王城に到着するまでは誰にも邪魔されずに2人きりなのをいいことに、思いの丈をぶつける。
「だが、俺は諦めるつもりはない。君を幸せにできるのは、自分だけだと自負している」
彼は自信満々にそう告げると、私の手を取った。
そして、当然のように手の甲を口元へ持っていって口づける。
まるで騎士が、姫に忠誠を誓うかのように――。
私がまるで映画のようなワンシーンの当事者になるなど、思いもしなかった。
けれど、ここで心を許すつもりなどない。
あえて悪役令嬢と呼ばれるに相応しい立ち振舞いを心がけ、その発言に受けて立つ。
「なんですの」
「俺は君と出会ってから10年間、真っ直ぐな愛を全身で伝え続けてきたつもりだ」
「そうですわね」
「しかし、その愛は届かなかった。もう、99回も思いを告げているのに受け入れてもらえないんだ。本来ならば、君の幸せを願って身を引くべきだろう」
ダグラスは王城に到着するまでは誰にも邪魔されずに2人きりなのをいいことに、思いの丈をぶつける。
「だが、俺は諦めるつもりはない。君を幸せにできるのは、自分だけだと自負している」
彼は自信満々にそう告げると、私の手を取った。
そして、当然のように手の甲を口元へ持っていって口づける。
まるで騎士が、姫に忠誠を誓うかのように――。
私がまるで映画のようなワンシーンの当事者になるなど、思いもしなかった。
けれど、ここで心を許すつもりなどない。
あえて悪役令嬢と呼ばれるに相応しい立ち振舞いを心がけ、その発言に受けて立つ。