バッドエンド後の死に戻り転生悪役令嬢は、ヤンデレ皇帝の狂愛を受ける 私が救済の歌姫なんて、聞いてませんわ!
――不思議だ……。
回帰する前に殿下と口づけを交わした時は、なんとも思わなかったのに……。
私は感慨深い思いに包まれながら、唇を離した。
「な……」
ダグラスはいまだに状況を飲み込めていないようで、大きく目を見開いている。
私は普段の余裕綽々な姿からは想像もできない姿を見て気分をよくしながら、勝ち誇った笑みを浮かべた。
「心を通じ合わせた口づけは、こんなにも幸せな気持ちに包まれますのね……」
「ルリミカ……!」
どうして自分がそんな思いに包まれているのかを理解してから、彼の行動は早かった。
感極まった様子で、再び唇を奪ったのだ。
触れるだけのキスでは飽き足らず、驚いて薄く開いた口に己の舌先をねじ込む。
「ん……っ!」
彼の舌が口内を蹂躙するたびに、彼に肌を晒した時の快楽を思い出す。
全身が熱を帯びる感覚と息苦しさに耐え切れず、ダグラスの胸元を握りしめた。
――気持ちいいのと苦しいのがごちゃ混ぜになって、おかしくなってしまいそう……。
意識が遠のきかけたとき、ようやく唇が離された。
2人を結ぶ透明な糸が途切れる姿をぼんやりと眺めながら何度も息を吸い込み、呼吸を整える。
回帰する前に殿下と口づけを交わした時は、なんとも思わなかったのに……。
私は感慨深い思いに包まれながら、唇を離した。
「な……」
ダグラスはいまだに状況を飲み込めていないようで、大きく目を見開いている。
私は普段の余裕綽々な姿からは想像もできない姿を見て気分をよくしながら、勝ち誇った笑みを浮かべた。
「心を通じ合わせた口づけは、こんなにも幸せな気持ちに包まれますのね……」
「ルリミカ……!」
どうして自分がそんな思いに包まれているのかを理解してから、彼の行動は早かった。
感極まった様子で、再び唇を奪ったのだ。
触れるだけのキスでは飽き足らず、驚いて薄く開いた口に己の舌先をねじ込む。
「ん……っ!」
彼の舌が口内を蹂躙するたびに、彼に肌を晒した時の快楽を思い出す。
全身が熱を帯びる感覚と息苦しさに耐え切れず、ダグラスの胸元を握りしめた。
――気持ちいいのと苦しいのがごちゃ混ぜになって、おかしくなってしまいそう……。
意識が遠のきかけたとき、ようやく唇が離された。
2人を結ぶ透明な糸が途切れる姿をぼんやりと眺めながら何度も息を吸い込み、呼吸を整える。