バッドエンド後の死に戻り転生悪役令嬢は、ヤンデレ皇帝の狂愛を受ける 私が救済の歌姫なんて、聞いてませんわ!
「物欲しそうな目をしている」
「だ、誰のせいだと思っていますの!?」
「俺のせいだな」
彼は満足気に微笑むと、額に口づけを落としたあとに繋いだ指先を離した。
それに名残惜しさを感じていれば、低い声で囁かれる。
「よく、覚えておけ。君の蕩けた表情を引き出せるのは、この俺だけだと――」
私は顔を真っ赤にして、こくこくと頷くことしかできなかった。
――こんなふうに求められたら、調子が狂ってしまう……。
こういう時は悪役令嬢らしく、ふんぞり返っているべきなのに。
彼の前ではペースが乱れ、巧妙に隠した理想のルリミカ像の中から本当の自分を引き摺り出されてしまう。
――ダグラスに心なんて許さなければ、こんな想いをしなくて済んだかもしれないのに……!
私は彼を好きになったことを後悔しながら、やられっぱなしでは気がすまないと奮起する。
勇気を出して、自ら陛下の胸元へ飛び込んだ。
「どうした?」
「わ、私にだって……。あなたと触れ合いたい気分の時くらい、ありましてよ……!」
「そうか」
彼は優しく微笑むと、首筋をゴロゴロと指先でなぞる。
そのたびにゾワゾワとした快感が身体中を駆け巡り、ビクンと跳ねた。
「だ、誰のせいだと思っていますの!?」
「俺のせいだな」
彼は満足気に微笑むと、額に口づけを落としたあとに繋いだ指先を離した。
それに名残惜しさを感じていれば、低い声で囁かれる。
「よく、覚えておけ。君の蕩けた表情を引き出せるのは、この俺だけだと――」
私は顔を真っ赤にして、こくこくと頷くことしかできなかった。
――こんなふうに求められたら、調子が狂ってしまう……。
こういう時は悪役令嬢らしく、ふんぞり返っているべきなのに。
彼の前ではペースが乱れ、巧妙に隠した理想のルリミカ像の中から本当の自分を引き摺り出されてしまう。
――ダグラスに心なんて許さなければ、こんな想いをしなくて済んだかもしれないのに……!
私は彼を好きになったことを後悔しながら、やられっぱなしでは気がすまないと奮起する。
勇気を出して、自ら陛下の胸元へ飛び込んだ。
「どうした?」
「わ、私にだって……。あなたと触れ合いたい気分の時くらい、ありましてよ……!」
「そうか」
彼は優しく微笑むと、首筋をゴロゴロと指先でなぞる。
そのたびにゾワゾワとした快感が身体中を駆け巡り、ビクンと跳ねた。