バッドエンド後の死に戻り転生悪役令嬢は、ヤンデレ皇帝の狂愛を受ける 私が救済の歌姫なんて、聞いてませんわ!
――着いてきては、いないみたい……?
24時間365日監視を続けているんじゃないかと怯えるくらい、彼は神出鬼没だ。
今でこそ姿は見えないが、こっそり隠れてあとを着いてきているかもしれない。
――もしもダグラスの言うことが本当ならば、私はこれから大ピンチに陥る。
どれほど拒絶をしていたとしても、颯爽と助けてくれるはずだよね……?
彼の言い分が真実か嘘かを見極めるために、身体を張って「絶対に行くな」と止められた場所へ顔を出した。
「ようこそ、お越しくださいました。ベリアージュ公爵令嬢。歓迎いたします」
「突然の訪問にもかかわらず、お出迎え頂きまして、誠にありがとうございます。司祭様に、盛大な感謝を」
ドレスの両裾を掴んで膝を少しだけ曲げれば、姿を見せた司祭は優しく口元を綻ばせた。
「私が一緒にいると、緊張することもあるでしょう。見られて困るような場所は、1つもありませんので……。しばらく、お1人で施設内を自由に見学なさるとよろしいかと」
「ありがとうございます。それでは、少しだけ見て周りますわね」
「ごゆっくり」
作り笑顔を浮かべた司祭の言葉に引っかかりを感じながら、彼と別れた私は修道院の内部を探索する。
24時間365日監視を続けているんじゃないかと怯えるくらい、彼は神出鬼没だ。
今でこそ姿は見えないが、こっそり隠れてあとを着いてきているかもしれない。
――もしもダグラスの言うことが本当ならば、私はこれから大ピンチに陥る。
どれほど拒絶をしていたとしても、颯爽と助けてくれるはずだよね……?
彼の言い分が真実か嘘かを見極めるために、身体を張って「絶対に行くな」と止められた場所へ顔を出した。
「ようこそ、お越しくださいました。ベリアージュ公爵令嬢。歓迎いたします」
「突然の訪問にもかかわらず、お出迎え頂きまして、誠にありがとうございます。司祭様に、盛大な感謝を」
ドレスの両裾を掴んで膝を少しだけ曲げれば、姿を見せた司祭は優しく口元を綻ばせた。
「私が一緒にいると、緊張することもあるでしょう。見られて困るような場所は、1つもありませんので……。しばらく、お1人で施設内を自由に見学なさるとよろしいかと」
「ありがとうございます。それでは、少しだけ見て周りますわね」
「ごゆっくり」
作り笑顔を浮かべた司祭の言葉に引っかかりを感じながら、彼と別れた私は修道院の内部を探索する。