転生したけど捨てられそうなので、兄妹で楽しく生きることにします~超チートな家出兄妹は辺境で幸せ家族ができました~
「あなた、お勉強の方も頑張っているのですよ。もっとサールドを誉めてあげてくださいな」
と口を沿えたのは伯爵夫人である母だ。
(こっちもこっちで美女……!)
家族だけの席だからか、コルセットを付けなくても着用できる緩やかなドレスをまとった母は、アンニュイな雰囲気を漂わせた美女だった。水色の目は少し目尻が垂れていて、なんとも色っぽい。
父よりも淡い色合いの金髪に水色の目。口元のほくろも色気を増しているが、これで二十代半ばだったはず。
アーゲルやユリアの顔立ちがやたらいいのは、このふたりからの遺伝だ。間違いない。
(差をつけるにしたって、限度ってものがあるんじゃないの……?)
身体を動かしているからという理由で、サールドの皿には分厚い肉が二切れ。
アーゲルとユリアの皿には、ぺらっぺらの肉が一枚。それと、端であろう切れ端がちょっと乗っているだけ。
たしかにアーゲルもユリアもまだ身体は小さいが、それにしたって少ないと思う。
アーゲルが、こっそりパンやらなにやらを入手していなかったら、とっくの昔に倒れていたかもしれない。
と口を沿えたのは伯爵夫人である母だ。
(こっちもこっちで美女……!)
家族だけの席だからか、コルセットを付けなくても着用できる緩やかなドレスをまとった母は、アンニュイな雰囲気を漂わせた美女だった。水色の目は少し目尻が垂れていて、なんとも色っぽい。
父よりも淡い色合いの金髪に水色の目。口元のほくろも色気を増しているが、これで二十代半ばだったはず。
アーゲルやユリアの顔立ちがやたらいいのは、このふたりからの遺伝だ。間違いない。
(差をつけるにしたって、限度ってものがあるんじゃないの……?)
身体を動かしているからという理由で、サールドの皿には分厚い肉が二切れ。
アーゲルとユリアの皿には、ぺらっぺらの肉が一枚。それと、端であろう切れ端がちょっと乗っているだけ。
たしかにアーゲルもユリアもまだ身体は小さいが、それにしたって少ないと思う。
アーゲルが、こっそりパンやらなにやらを入手していなかったら、とっくの昔に倒れていたかもしれない。