転生したけど捨てられそうなので、兄妹で楽しく生きることにします~超チートな家出兄妹は辺境で幸せ家族ができました~
冒険者達は顔を見合わせた。それから、なにやらひそひそと相談を始める。
「これ、現場に行ったらもっとあるのかな」
「気になる?」
「そりゃね。もしかしたら、遺跡の壁とかになにか書いてあるかもしれないし」
アーゲルは魔道具を眺め、それから中に頭を突っ込んで、書かれている文字を読み解こうとしていた。
アーゲルの場合、様々な魔術を使いこなす。もしかしたら、この魔道具から新たな魔術のヒントを得ようとしているのかもしれない。
「それなら、一緒に来るか?」
「あ?」
パーティーのリーダーであるゼバルの言葉に、柄の悪い声を返したのはジョイだった。眉を上げて、冒険者達を睨んでいる。
「子供を遺跡に連れていくって、正気かオイ。いくら俺とお前達の仲だと言っても、子供をだしに稼がせる気はないぞ?」
ジョイは、本気で怒っているようだ。彼がこんなに荒っぽい声音になるのは、出会ってから初めてだった。
まるで、生家の人達がユリアやアーゲルに向けてきたような声音だ。
ユリアはアーゲルの服をぎゅっと掴んだ。ジョイが、怖い。
「ジョイ、妹が怖がってる」
「あ、すまん」
「これ、現場に行ったらもっとあるのかな」
「気になる?」
「そりゃね。もしかしたら、遺跡の壁とかになにか書いてあるかもしれないし」
アーゲルは魔道具を眺め、それから中に頭を突っ込んで、書かれている文字を読み解こうとしていた。
アーゲルの場合、様々な魔術を使いこなす。もしかしたら、この魔道具から新たな魔術のヒントを得ようとしているのかもしれない。
「それなら、一緒に来るか?」
「あ?」
パーティーのリーダーであるゼバルの言葉に、柄の悪い声を返したのはジョイだった。眉を上げて、冒険者達を睨んでいる。
「子供を遺跡に連れていくって、正気かオイ。いくら俺とお前達の仲だと言っても、子供をだしに稼がせる気はないぞ?」
ジョイは、本気で怒っているようだ。彼がこんなに荒っぽい声音になるのは、出会ってから初めてだった。
まるで、生家の人達がユリアやアーゲルに向けてきたような声音だ。
ユリアはアーゲルの服をぎゅっと掴んだ。ジョイが、怖い。
「ジョイ、妹が怖がってる」
「あ、すまん」