転生したけど捨てられそうなので、兄妹で楽しく生きることにします~超チートな家出兄妹は辺境で幸せ家族ができました~
そしてなにかを感じ取ろうとしているみたいに顔を右へ左へと動かしている。やがて、動きをぴたりと止めると、アーゲルは目を開いた。
「たぶん、ここ」
アーゲルは広間の端の方へと走っていき、床や地面をぺたぺたと撫で始める。
「どうした?」
「たぶん、隣にも部屋がある。それで、出入口がこの辺……あった!」
床を撫でていたアーゲルは、ぱっと立ち上がった。そして、壁に両手をつく。目を閉じてまじまじと見えていたかと思うと、そこから少し離れた場所にもう一度手を置いた。
(あれ、魔力流してる……)
アーゲルが魔力を流すと、先ほど両手をついていた辺りに、ぽかりと穴が空く。この中で一番背の高いゼバルが、かがまずに出入りできるぐらいだ。
「本当だ、部屋があった! クヴァール、頼めるか」
「おう!」
ジョイの合図で、クヴァールは出入口に近づいた。そして、そっと中の様子をうかがっている。なにやら彼が手を動かしたかと思うと、彼は姿を消した。
一分、二分。
(どうしたんだろ、なにかあったかな……)
ユリアが心配し始めた頃、クヴァールは顔をのぞかせた。
「問題ない。来てくれ」
「たぶん、ここ」
アーゲルは広間の端の方へと走っていき、床や地面をぺたぺたと撫で始める。
「どうした?」
「たぶん、隣にも部屋がある。それで、出入口がこの辺……あった!」
床を撫でていたアーゲルは、ぱっと立ち上がった。そして、壁に両手をつく。目を閉じてまじまじと見えていたかと思うと、そこから少し離れた場所にもう一度手を置いた。
(あれ、魔力流してる……)
アーゲルが魔力を流すと、先ほど両手をついていた辺りに、ぽかりと穴が空く。この中で一番背の高いゼバルが、かがまずに出入りできるぐらいだ。
「本当だ、部屋があった! クヴァール、頼めるか」
「おう!」
ジョイの合図で、クヴァールは出入口に近づいた。そして、そっと中の様子をうかがっている。なにやら彼が手を動かしたかと思うと、彼は姿を消した。
一分、二分。
(どうしたんだろ、なにかあったかな……)
ユリアが心配し始めた頃、クヴァールは顔をのぞかせた。
「問題ない。来てくれ」